ざっくり言うと
- 留守の時でも指定の場所に配達しておいてくれる。
- 青果などの傷みやすいものは4月~11月までの期間、保冷剤でしっかり保冷してくれる。
- 箱の上にカバーもあるため、一軒家でも盗難対策の役に立っている。
- 保冷剤・資材などは綺麗で清潔感がある。
- 玄関前が留置箱で埋め尽くされる(玄関前指定の場合or留置場所指定なしの場合)
- 保冷剤やカバーなどの置き場に困る
- 箱から取り出すのが大変
- 不在の間に商品が盗まれないかが心配
- パルシステムとは留守配達OKの食材配達サービス
- パルシステム利用のメリットをご紹介
- パルシステムは防犯面で不安が残る!?
- まずは自分たちでできる防犯対策から始めましょう
- オートロックマンションでも玄関留置が可能なシステムを拡大中
- パルシステムは新時代に向けて進化を遂げていく
皆さんは食材配達で直接受け取るのが面倒くさいとか、指定時間に急用ができたけどどうしよう…。というお悩みを抱えたことはありませんか?今回は、そんな方々のためのサポートシステムであるパルシステムの玄関留置について色々と考えていきますので、是非参考になさってくださいね。
パルシステムの玄関留置配達とは
まず初めに、そもそもパルシステムって何?玄関留置配達って言われてもいまいちピンと来ないけど…と思われた方のために、それぞれのご説明からさせていただきますね。
まずパルシステムとは、生協が提供する、食材配達サービスのことです。そして配達の際、不在時は届けてくれた注文の品を玄関先に置いていってくれるので、これを玄関留置配達と呼んでいます。
そんな期待の湧くようなパルシステムですが、やはり不安要素が沢山あるのも事実です。今回はパルシステムのメリットに加え、その点についても触れていきます。
*他の食材配達サービスについてはこちらから
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玄関留置配達のメリット
まずはメリットのお話をしましょう。パルシステム自体はとても好評なのですが、具体的にどのようなところが好評なのか。このシステムを利用するメリットを見てみましょう。
パルシステムのメリットとは?
ここでは、実際の利用者から挙がっている主なメリットをまとめてみましたのでご参照ください。
それだけではありません。食材の安全性の保証はもちろん、防犯についても細心の注意が払われているんです。そこについてももっと掘り下げてみてみましょう。
これが実際に生協からパルシステムを通して届けられる箱です。2つの写真をご用意しました。
左の写真は、一見普通のテープに見えてしまうかもしれませんね。しかし、このテープ、ただのテープではありませんよ。実はこれ、「封印テープ」と呼ばれる少し変わったテープなんです。
そう、この封印テープは剥がすと跡が付いてしまうため、開封したかどうかがすぐに分かるようになっているのです。そして綺麗に剥がす事ができないので二度と付きません。もしもお仕事中に届いて、帰って開けようと手を伸ばしたらテープ跡が残っていたその時は…。
右の写真は見ての通り、セーフティーカバーが付いていますね。これは、何も言わなければついていないのですが、依頼すれば無料で付けてくれますよ。これは貸出なので、退会するときは返さなければなりません。
パルシステム利用のメリットについてご紹介してきましたが、皆さんはどのように感じられましたか?私は利用を考えてみたくなりました。しっかり防犯対策もしてくれているので、家庭でも防犯を強化できれば、まさに鬼に金棒ですよね。
そんなパルシステムの内容を知りたいと思ってくださった方は是非こちらからHPもご覧ください。
玄関留置配達は正直不安?
多くのメリット抱える一方で、パルシステムには利用者から様々な声が出ています。特に多いのは、「やはりセキュリティ面が不安」という声でした。
確かに、不在の間に届いて玄関に留置されていたのに、帰って開けたら中身が無くなってる。なんて事になったら冗談じゃ済まないですよね。
せっかくですから、ここでパルシステムのデメリットと一緒に不安要素として挙げられることをまとめて見てみましょう。
パルシステムの玄関留置におけるデメリットとは!?
では、パルシステムの玄関留置配達のどんなところにデメリットがあるのでしょうか?まとめてみましたので参考になさってください。
このようなものが挙げられます。特に多いのはやはり4番目の「盗難対策について」ですね。こればかりは本当にどれだけ対策をしようが不安が残るのは仕方がないでしょう。
他の3点については盗難の不安に比べたら気にならない方が多かったのですが、少数派とはいえ気になるという意見も見られましたのでご紹介しました。
今回は主に防犯に焦点を当ててその対策法などを考えていきますよ。
自分でできる!玄関留置配達の防犯対策
パルシステムを提供している生協でも、玄関留置配達における防犯対策には細心の注意を払ってくれています。なのでそれで十分満足だという方は良いのですが、それでもやはり不安になることってありますよね?
パルシステムの玄関留置に限らず、普段から盗難対策を意識し、家を守るために自分でできる簡単な事をいくつか例に取ってみたいと思います。沢山やり方はあるのでここでは特に手軽にできるであろうものだけをピックアップしています。
では、具体的にどんなものがあるのか気になる方も多いと思いますので見ていきましょう。
テレビや電気をつけておく
1つ目に挙げるのは、外出中もテレビや電気を付けておくというやり方です。これの良いところは、家に入られる前に犯行意識を削ぐ事ができるので、より効果を発揮しやすいところです。
とにかく迅速に、悟られずに犯行を完遂しなければならない空き巣犯にとって、人の気配を匂わせるものは最も敬遠するものです。テレビや電気は基本的に家に誰かいる時にしか付けないものなので、在宅だと勘違いして諦める場合が多いのです。
ただし、この方法のデメリットは「無駄な電気代」が発生してしまう事なので、家計を気にしながらの対策が必要になりますね。それさえクリアできればとても効果的に空き巣犯を追い返せそうですね!!
近隣住人への挨拶を欠かさない!
意外と身近なところに防犯対策は存在します。それが近隣住人との関係です。近隣の方と仲良くなること、そしていざという時相互に監視し合える関係性を築くことが大事です。
近隣の方と協力してお互いの家を監視し合えば、もしも怪しい人を見つけたら、危険がない程度に声をかけてみたり、姿を見せたりするだけで効果があります。
子育てに勤しむお母さんたちも、是非こういう身近なところから始めてみてはいかがでしょうか?きっと将来空き巣以外にも、大切な子供たちを守ることに繋がるはずです。
防犯カメラの設置
防犯カメラといえば防犯対策の王道とも言うべき存在ですよね。もう設置されているご家庭も多いかも知れないので少し優先順位は下げましたが、やはりまず始めるならばここからといっても過言ではありません。
ただ、現代では割と低コストで手に入るようになってきましたが、今回挙げている防犯対策の中ではコストがかかるものかもしれません。
コストはともかく、将来の事を考えると必須アイテムですよね。現在のご家庭のセキュリティに不安があり、防犯カメラを設置されていない方は是非この際に行ってみてはいかがでしょうか?
以上に防犯カメラの購入ページを入れてありますので、お好きなサイトで是非お気に入りの防犯カメラを見つけてくださいね。まだお持ちでない方は一度目を通してみてください。
屋外照明
そして最後にご紹介するのが、屋外照明です。生物の存在を感知すると自動的に照明が点く防犯グッズの1つです。現在ではとても普及していて設置されているご家庭も多いのではないでしょうか。
こちらは主に夜間の空き巣などを防犯するためのものであり、犯罪者が最も嫌う明るい光をパッと照らして動揺を誘ってくれます。ただし、夜間しか効果を発揮しないので、最も空き巣の犯罪件数が多いお昼から夕方の時間帯はあまり意味がありません。
現代では、すでに遅れた防犯グッズかもしれませんが、それでも無いよりはマシです。防犯カメラよりコストは安いので、防犯カメラの代理として設置すれば、役に立つかもしれません。
進化するパルシステムの玄関留置配達!
今、マンションにお住まいの方で、オートロック式の住宅の方も多いのではないでしょうか?そんな方々への朗報です。
パルシステムは、玄関留置配達を最大の売りとして提供しています。しかし、これは一軒家では良くても、セキュリティ万全のマンションなどでは対応できないのが実情でした。それが今回、新たな事業によって対応可能な範囲を広げようとしているのです。
ライナフとパルシステム東京が提携。IoT活用でオートロックマンション不在宅でも玄関先まで食材配達を実現スマートロックなど不動産向けIoT製品を開発する株式会社ライナフ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:滝沢 潔、以下、ライナフ)は、生活協同組合パルシステム東京(本社:東京都新宿区/理事長:野々山 理恵子、以下、パルシステム)と提携し、オートロックマンション不在宅でも食材配達を可能にする取り組みを開始します。第一弾は、東京都中野区の賃貸マンション「エミリブ鷺ノ宮」にて導入、順次拡大します。
ライナフとパルシステム東京の提携記事
パルシステムでは、不在時でも玄関先などの指定場所まで安全に食材を届けるサービスを提供していますが、オートロックマンションでは、セキュリティの観点からこれらのサービス提供が難しい状況でした。その一方で、共働き世帯は増加傾向、食材宅配サービスの需要は急速に高まっています。ライナフでは、こうした暮らしの変化に対して、IoTを通じた新しい暮らしのあり方を提案してきました。今回、ライナフとパルシステムが提携することで、現代の生活環境にあわせた食材宅配サービスの提供が可能になります。
上の記事を見ていただければ大体お分かりいただけると思いますが、現代の生活水準に、より適応したサービスを提供するため、このような形で提携が実現しました。
その点については、以下の画像をご覧下さい。外部に漏れることがないよう、細心の注意は払ってくれるようですし、ライナフにはそれに見合ったシステムが存在するようです。
こうして、現在、生協のパルシステムは大きな進化を遂げようとしています。これからさらに対応できる地域を増やし、規模を拡大していくことでしょう。今後のパルシステムの事業拡大にも注目したいところですね。
まとめ
今回はパルシステムの玄関留置配達サービスについて防犯対策を中心に見てきました。皆さんは今回の記事をご覧になってどのように感じていただけたでしょうか?
確かに初めはパルシステムの配達面での盗難の危険性は感じました。しかしそこには自分でできる対策もありますし、パルシステムはすでにしっかり対策をしてくれています。
なので、まだご利用に関して迷っておられる方は、今回の記事を参考にご利用を検討されてはいかがでしょうか?