夫婦の教育観が合わなくても大丈夫!子育ては夫婦二人三脚で進めよう

ざっくり言うと

    子育てしていて夫婦が教育のことでもめることもあると思います。きお太が生まれたばかりの頃、おもちゃを買ってきたみやびくんに「泣いて、おっぱいを飲んで、おしっこ・うんちをして、眠るしかしないのに、おもちゃよりもオムツが欲しいわ!」と怒ったことがありました。

    たぶん私、初めての育児でストレスがたまっていたんだと思います。そんなヒステリックな私にも動じず、いつも優しく接してくれたみやびくんには、感謝の気持ちでいっぱいです。今日は、子育てと教育について話してみたいと思います。

    子育て中に教育で、もめたのがきっかけで

    初めての子育ては、分からないことだらけだから最初は身近な、子育て先輩の母に自分が生まれた頃のことを聞きました。もちろん今までも、思い出話として教えてもらっていたんですよ。でも記憶にない自分の姿って恥ずかしくって適当に聞き流していたんです。

    ところが、いざ自分で子育てをするとなったら恥ずかしいなんて思っていられません。どんなささいな情報でも欲しくて母を質問攻めにしていました。そして、みやびくんには義母から話を教えてきてもらっていました。自分で聞けば良かったのですが、あの頃はまだ義母に遠慮があったんです。

    義母から話を聞いたみやびくんは、幼児教育に強い興味を持ってしまったようで、ちょこちょこ知育おもちゃを買ってくるようになったのでした。みやびくんも子供の頃に知育おもちゃで遊んでて、幼稚園に入る前に読み書きを覚えたとか。でもね0歳児から遊んでないと思うんだけどね。

    みやび(パパ)
    僕は天才babyだったんだよ

    みか子
    あー。だから今、普通の人なんだね。

    ある日、母にみやびくんと教育方針が合わないって愚痴を言ったんです。そしたら「夫婦の教育方針が合わないのは当たり前よ」と。え?そうなの?「育った環境、教育が違うんだから当たり前でしょ」そっか、なるほど。こういうのを年の功って言うんでしょうか。あらためて母のことを尊敬しちゃいました。

    そもそも、都会育ちのみやびくんと田舎でのんびり育った私。そこから違うんだから教育方針が合うわけなかったんです。そう思ったら話をする度に違う意見で視野が広がっていくのが面白くなりました。そして私も幼児教育に興味を持ち、いろいろと調べるようになったのでした。

    小学生の子育てにお悩みの方はこちらの記事も参考にしてください。

    子育てに悩んだら出かけてみよう

    きお太の3カ月検診の時に子育て支援センターの利用を勧められました。無料で利用できて、子育ての悩み相談もできるとか。検診を受けた保健センターの中にあったので、ちょっと寄ってみることにしました。

    子育て支援についての詳しいことは、下記のパンフレットをご覧ください。

    入ってみると思ったより広いスペースで、おもちゃもたくさんあって、子供がノビノビと遊べる空間になっていました。同じように検診に来ていた赤ちゃんとママが結構いて、みんなは身内以外の大人と話すのは久しぶりだと言って、おしゃべりに花が咲きました。

    子育て支援センターを利用して一番よかったのは、地元の情報をたくさん得ることができたことです。小児科はどこがいいとか、どこのスーパーの野菜が新鮮とか、かわいい子供服はどこで買えるとか。そして情報と共に知り合いが増えたのも、うれしかったんです。

    ママたちの会話は、たまに愚痴話にもなります。旦那さんともめた話やお義母さんともめた話がでると、こうすると仲良くなれるよなんて意見も出て、私もそんな会話で義母と仲良く付き合うコツを教えられた気がします。リアルな会話は大きな助けになるんだと思いました。

    子供にとっても他の子供と遊べる環境は良いと思いました。ねんねの頃は、お兄ちゃんやお姉ちゃんたちに、なでなでしてもらってご機嫌になったり。ハイハイできるようになると、きお太も積極的にお友達のところに突進して、おもちゃを取り合ったりして。

    それに、いろんなおもちゃで遊べるのも良かったと思います。支援センターで遊ぶから、きお太のお気に入りのおもちゃを知ることができ、無駄なおもちゃを買わずに済みました。みやびくんが買ってきていた知育おもちゃは、押し入れの奥に……。

    みやび(パパ)
    新しいおもちゃを買ったの?僕が買ってきていたおもちゃは?

    みか子
    今はこれが、お気に入りだから汚れないようにしまってあるの

    ただ、支援センターにもデメリットはあります。それは、人が集まるところなので病気をもらう確率が上がるということです。きお太も風邪をもらってきちゃったことがありました。インフルエンザ流行の時期は利用を控ましょう。

    遊びながら成長できる教育法

    きお太が1歳になった時、みやびくんが「リトミック体験に行こうよ」とパンフレットを持ってきました。リトミック?不思議そうな顔をしている私に「前にDVD買ってきたやつだよ」あー。あれね(多分押し入れの奥にあるかな?)行こう!行こう!

    みやび(パパ)
    なんか怪しいな。DVDを見ていないんじゃないか?

    みか子
    そんなことないわよ。ずいぶん前に見たから、ちょっと思い出せなかっただけ。

    リトミック研修センター認定教室の体験レッスンに行ってきました。ピアノに合わせて動物のまねっこしたり、クレヨンを使ったお絵かき(きお太、初めてのお絵かきでした)歌に合わせて、タンバリンをたたいたり鈴を鳴らしたり、60分間きお太のテンションは上がりっぱなしでした。

    きお太(3歳)
    すごく楽しかったんだよ
    みか子
    きお太が楽しそうにまねっこしているから、ママもはりきっちゃった
    みやび(パパ)
    楽しかったなー。おなかすいたから、コンビニに寄ろう

    リトミックは、楽しく音楽と触れ合いながら、基本的な音楽能力を伸ばすとともに、身体的、感覚的、知的にも、これから受けるあらゆる教育を充分に吸収し、それらを足がかりに大きく育つために、子どもたちが個々に持っている「潜在的な基礎能力」の発達を促す教育です。

    リトミック研究センター

    ウィーン生まれのスイス人で作曲家の、エミール・ジャック・ダルクローズさんが音楽教育者として音楽学校コンセルバトワールでリトミック教育法を作り上げたと言われています。


    リトミック研究センター

    人間性を育むのに大切な三つの【心(マインド)】【力(パワー)】【性(キャラクター)】をバランスよく取り入れて子供を成長させる教育法で、お勉強する感じじゃなく遊び感覚で身に付くのがいいと思いました。

    リトミック紹介動画

    みやびくんが買ってきていたDVD

    みやび(パパ)
    だから、僕は天才なんだよ

    みか子
    本当に、天才だったんだね。さすがだわ。

    幼児教育って子供が興味を示したことを、ゆったりと見守ることが大切なんだと思うのです。幼児期の子供は好奇心が旺盛で大人から見たら、え?そんなことに?と思うようなものにも興味を示します。

    子供がジーッと何かを見ていたら「何見ているのかな?」と子供と一緒に注目してみてください。そこには子供の目線でしか気づけない思いがけないロマンがあるのです。子供の想像力に驚かされ、我が子の成長に涙してしまうこともあります。

    リトミック以外にもモンテッソーリ教育やこどもちゃれんじといった記事も参考にしてみてください。

    子育てと教育は親も成長する

    今は、きお太が3歳になって落ち着いてきたけど、0~3カ月の頃はトイレもゆっくりできないほど気を張り詰めて育児していました。休みの日に買い物や料理をやってくれている、みやびくんには感謝の言葉も言えず、無駄な買い物をしてこないでと文句ばかり言ってました。

    みやび(パパ)
    あの頃は、みか子がイライラしているから僕はドーンとしてなきゃと思ったんだ
    みか子
    そのおおらかなところが、本当にありがったかったわ

    今なら、みやびくんの懐の大きさに感謝できるのですが、あの頃の私は本当に気持ちに余裕がなく、気が付くときお太と一緒に泣いていることもありました。みやびくんが居たから、やってこられたと思います。

    きお太が動き回るようになってからは、目が離せない大変さはあったけど、気持ちは楽になったので、私もイライラせずに育児を楽しめるようになりました。ときどき、みやびくんがきお太を外に連れ出してくれて、私は家でのんびりできたのもうれしかったな。

    子育てって、子供を育てていくものだと思っていたけど、子供によって親が育てられることもあると思うのです。子育てしているから、教育に興味を持つようになったし、地域の人たちとのコミュニケーションの取り方も学べました。これからも家族で成長したいと思います。

    まとめ

    • 教育方針でもめたから、教育に興味を持つようになりました。
    • 子育てで悩んだら、地域の助けを利用して、他の人との会話も大切。
    • 遊びながら、成長できる教育なら子供も楽しめる。
    • 家族で成長するのが、子育てと教育ではないでしょうか。

    夫婦も子供もそれぞれ別の人間なので、考え方や感じ方が違うのは当たり前なのです。だから、お互いに意見を出し合って認め合いベストな方法を選択していけたら良いと思います。そして、家族の歩調を合わせて少しずつ成長していけたらすてきですね。