ざっくり言うと
- スキンシップやコミュニケーションを通して「自分は愛されている」と感じる「こころ」を育てること
- たくさんの体験を通して「好きなこと」や「興味があること」を見つけてあげること
- 大人も一緒に楽しむこと
- 考える力を育ててあげること
赤ちゃん期を過ぎて幼児期に突入すると、子育ての中で「教育」という言葉が頭をよぎるという方は多いかもしれません。
「子どもの可能性を見つけて伸ばしてあげたいな」
「子どもの才能を伸ばしてあげたいな」
など、子どもに将来、幸せで充実した人生を歩んでほしいからこそ、ママ・パパは教育に対して真剣に考えてしまいますよね。
突然ですが、子どもの教育に大切なことってなんでしょうか。計算が速くできること? 読み書きが上手にできること?あなたはどう思いますか?そんな、子どもの教育について考えてみたいと思います。
子どもの教育について、1から考えてみる
最近では、英才教育や早期教育、知育、脳育などの育児本が書店に並ぶのを目にすることが増えてきましたね。
子どもの教育に力を入れたいと考える一方で、なにか特別な教育が必要なのかなと不安になったり、つい焦ったりしてしまう方もいるのではないでしょうか。
また、子育てをしていると、必然的に子どもに関する情報が入ってくるもの。
子どものお友達が読み書きが上手だったり、計算が得意だったりすると、つい無意識に比べてしまうという方も多いようです。
実は私自身も、子どもが学校に入る前に、「ひらがな」などの文字の読み書きができるようになるのか、「数」が数えられるようになるのかなど、勉強の面が気になりはじめています。
そして、わが子のために何ができるのかと考えるようになってから、子育てや教育に関する調べものが日課になってしまいました。
本を読んだり、ネットで調べてみたり、今は育児や教育に関する情報がすごく多いなぁと感じます。
何をしたら子どもに良い影響を与えるのか、何が子どものためになるのか。
いろいろと調べてみても、結局どれがいいのかわからないと思ってしまいますよね。
そう感じてしまうくらい、現代は情報があふれ返っているのです。
「子どもの教育のために、何をしたらいいのかなぁ。」
このように思い悩むママ・パパは多いのではないでしょうか。
そこで、幼児期の子ども教育について考えるママ・パパに、これさえ押さえておけばOK!という子育てに大切なポイントをご紹介したいと思います。
実は、子どもの教育に大切なことが、とてもシンプルだったのです。
ぜひ、一緒に子どもの教育に大切なことを考えながら読み進めていただけたらなと思います。
また、今すぐ簡単に始められる幼児教育についてもまとめてみました。
そもそも幼児期に必要なことって何?
文部科学省によると、幼児期は(「知的・感情的に、また人間関係の面でも、急激に成長する時期」とされています。
また、この時期に経験しておかなければならないことを十分に行わせることは、将来、人間として充実した生活を送るうえで不可欠であるとされています。
幼児期では、子どものあらゆる面がグーンと成長します。
この時期に、さまざまな体験をたくさんすることが、将来につながるため、重要すべきポイントといえるでしょう。
さらに、幼児教育とは、幼児に対する教育のことで、幼児が生活するすべての場において行われる教育のことをいいます。
また、子どもの発達段階に重要視される課題というものがあります。
乳幼児期に焦点を当ててご紹介したいと思います。
「乳幼児期における子どもの発達において重要視される課題」とは
・愛着の形成
・人に対する基本的信頼感の獲得
・基本的な生活習慣の形成
・十分な自己の発揮と他者の受容による自己肯定感の獲得
・道徳性や社会性の芽生えとなる遊びなどを通じた子ども同士の体験活動の充実
つまり、子どもにとって重要なことは、コミュニケーションやスキンシップを通して「自分は愛されている」と感じる「こころ」を育ててあげることなのです。
親から受ける愛情は、子どもの愛着の形成になるとともに、人との関わりにおいて信頼関係をスムーズに築くことにもつながるため、とても重要だといえます。
さらに、たくさんの体験をすることがとても重要であるということでした。
そのなかでも、子どもの「好き」と思っているものを見つけてあげることが重要なポイント。
例えば、ママはお料理が好き、パパはスポーツが好きだったとします。
大人でも自分の好きなことや興味のあることに関しては、「もっと知りたい」「もっと上手になりたい」って思いますよね?
子どもも同じなのです。
また、遊びなどを通じてたくさんの体験をすると、「これは良い」と「これはダメ」という道徳性も身につきます。さまざまな体験をすることは、子どもにとって社会性が芽生えていき、刺激にもなりますね。
「好き」をたくさん見つけよう!
先ほどの重要視される課題をふまえ、今すぐ簡単に始められる幼児教育をいくつかご紹介したいと思います。
1. 絵本の読み聞かせ
親が子どもに本を読み聞かせることは、子どもの言語能力や読み書きの能力が向上するといわれています。また、子どもの脳の発達が促されることでも知られています。
なにより、ママやパパの声で読み聞かせをすると子どもは安心して楽しめるようですね。
まずは、子どもの好きな絵本を、たくさん読み聞かせてあげましょう。そして、絵本の中から子どもの反応を観察して「好き」を見つけてあげることが大切です。
絵本の読み聞かせは、ひらがなを覚えることにもつながるので、読み書きに不安がある方にはおすすめです。これなら子育てのなかで簡単にはじめられますよね。
ぜひ、スキンシップやコミュニケーションをたくさん取り入れてみてください。
絵本選びに迷っている方にはこちらがオススメ!
2. たくさん遊んで体を動かす
近年では、外で遊ぶとなると近くに公園がなかったり、ちょっとした広場のようなものも少なくなってきたり、何をして遊ぼうかなと悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時は、子どもと一緒にお家の周辺を歩くだけでもいい運動になるのだそうです。
体を動かすことも立派な教育の一つ。
その季節にしか味わえない空気を感じながら、子どもとお散歩するのは楽しいですよ。
そのほか、「影踏み遊び」や「だるまさんが転んだ」なども気軽に始められる遊びの1つです。落ち葉を拾って観察したり、それを使って「落ち葉アート」をしてみたり、工夫次第で無限の楽しみを見つけることができるのです。
また、お家で体を動かすことも良い運動になります。
特に、子ども向けダンス動画がおすすめ! これは、今すぐ始められるという手軽さがあります。
子どもが簡単に踊れる内容の動画になっていますし、大人もつい夢中になってしまうくらい楽しいんですよ。
私は体を動かすのが好きなので、いつも全力で楽しんでしまいます。
また、ママが楽しんでいる姿を見て、子どもが楽しそうに一緒に踊ってくれるので、嬉しい気持ちにもなります。
おすすめ動画をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
3. 考える力を育てる
例えば、絵本の読み聞かせをした時に「どうだった?」など感想を聞いたり、遊びの中で「どうする?」などの問いかけをしたりすることで、考える力が養われるといわれています。質問ゲームなどを、遊びとして取り入れるのもおすすめですよ。
また、子どもが大きくなってくると、ママやパパの簡単なお手伝いをさせてあげることで「考える力」を養う場面にたくさん出会います。
自分で考えるということは、大人でも難しいと感じてしまう場面が社会ではたくさんありますよね。将来のために、子どもの頃から「考える力」をしっかり育てていきたいなと思うのです。
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まとめ
いろいろ難しく考える必要はなく、これらのとてもシンプルなことをポイントに、遊ぶことや学ぶことが大切なのだということでした。
まずは、子どもの「好き」と「興味があるもの」を、たくさんの体験を通して見つけてあげげたいものですね。ですが、無理やりはNGなので、焦らないことも大切です。
そして行く行くは、その中から子どもの習い事を選んでみるのも良いかもしれません。
子どもはあっという間に成長していきます。
今しかできないこと、今やるべき重要なことを大切に過ごしていきたいですね。