1歳からの習い事ランキング!本当に意味はある?後回しにすべき習い事は?【体験レポート】

ざっくり言うと

  • 1歳からできる習い事(お稽古)で有意義なものは限定される!
  • 第3位「ベビースイミング」、第2位「幼児教室」、果たして第1位は…?!
  • 後回しで良い習い事は「英語」「体操」。その理由は…?

子供が0歳の頃から色々な習い事の体験に参加していましたが、1歳になりできることが急に増えて、本格的に習い事を決めることになりました。周りのお友達と一緒に、1歳の我が子に色々やらせてみると、正直この時期にやって意味のある習い事は、かなり限定的であるという現実が見えてきました。

そんな私が考える1歳から始めて意味がある習い事を、本記事ではランキング形式でご紹介します。一方で、早くからやったほうが良い!と一般的に言われているものの、後回しで良いかなと感じた習い事についてもまとめました。

1歳からできる習い事ランキング!

第3位「ベビースイミング」

別の記事でも紹介しておりますが、「ベビースイミング」が第3位にランクインです。

ベビースイミングは0歳からでもできる習い事として大人気で、たくさんのアクティブなママさんたちが通っています。
ベビースイミングには様々なメリットがありますが、1歳からやらせる一番の意味は「水への恐怖心がなくなる」ということです。
初めは水が顔にかかるのをとても嫌がっていても、通っていくうちに、自分から水を被りにいくくらい水が大好きになります。
将来的に泳ぐことにもつながりますが、それより0~2歳では夏に日常的にお友達と水遊びする機会が多く、誰よりも水遊びを楽しんでいる我が子を見て行かせて良かったなあと心から思いました。
また、お風呂で頭からお湯をかけても全く泣かなくなるなど、早ければ早いほど水に慣れるので行かせる意義はあると思います。
しかし、母子分離がまだできない年齢なので、ママがストレスに感じる場合は母子分離前提の3歳以降をお勧めします。

第2位「幼児教室」

幼児教室は大きく分けると、老舗の七田式を筆頭とした右脳教育を主とする「勉強系お教室」と、モンテッソーリ教育を代表とする「生活系お教室」があります。

まず、将来的にお受験等にも役立つ「勉強系お教室」は、基本的に着席して授業が進行していきます。一度は皆様も耳にしたことがあるかと思いますが、フラッシュカードや百玉そろばん、型はめパズル等を使い、先生から量のインプットがテンポよく為されます。
脳の刺激になるのは間違いないけれど、フラッシュカードの内容は難しすぎて絶対理解できないのに何の意味があるのだろう?と初めは疑問でしたが、体験させてみてわかったのです。
1歳から行かせる理由は「集中力を養う」ことにありました。
我が子を全3回の体験レッスンに行かせてみたのですが、1回目は50分の授業の内30分しか座っていられませんでした。しかし、回を重ねるごとに着席時間は伸び、最後の体験レッスンではなんと50分間座り続けることができました。
周りのお友達が座っているからか、場所慣れしたのか、はたまたフラッシュカードが面白くなったのかわかりませんが、色々な要素が複雑に絡み合って長時間集中することができ、成長を感じられました。
フラッシュカードの技術もどこの先生方も訓練の賜物で、素人には真似できない(かつ面倒くさい)ので、お金を払っても損なし!と思いました。

さて「生活系お教室」は、今人気のモンテッソーリ教室を例に挙げていえば、その子たちの月齢にあった教具を使い、自立心をはぐくむ教室です。先生からのインプットよりも、子供たちの反応や行動を引き出すことに重きが置かれている点が先ほどの「勉強系お教室」との大きな差です。
家で同じように教具をそろえればできそう!と初めは思いましたが、やはりこちらも体験に行ってわかったことがありました。
それは「先生からのフィードバック」の重要性です。
勉強系お教室ももちろんフィードバックはありますが、生活系お教室のほうが、日常の所作や行動に直結するアクションを授業で行うので、普段の生活に応用できることが沢山あり、先生のフィードバックがより有効なのです。また、画一的な勉強系お教室と異なり、個々の発達の進度に合わせて授業が進むので、その点も子供の個性を早期から発見し伸ばせるメリットがあります。

このように、両者のメリットに違いはあるものの、少し高めの月謝を払っても良いと思える充実した内容を展開する「幼児教室」が第2位となりました。

第1位「リトミック」

これは多くのママが納得する結果ではないでしょうか。
ベビースイミングと同様、0歳からできる習い事として大人気の「リトミック」。

リトミックを1歳からやらせる理由、それは「絶対音感」の基礎作りができるからです。

そもそもリトミックとは、音楽にあわせて体を動かすことで子どもの表現力を育む教育です。0歳では、さまざまな音を聴かせたり、ベビーマッサージしたりするのが限界ですが、1歳になると徐々に大人の真似ができるようになるため、先生や親と同じテンポで体を動かせるようになりレッスンの幅が広がります。また手遊び歌のほか、マラカスやタンバリンなどの簡単な楽器を使うこともできるようになります。

幼児期にこのような経験を積むことで絶対音感を身につけることができます。
絶対音感を身につけるメリットは、「音が分かる」状態になり効率よく楽器演奏に繋げられるのはもちろん、付随して語学力・記憶力等の能力も伸びると言われています。

絶対音感は脳の発達と関係が深いため、6歳が臨界期(能力を身につけられる時期)であり、大人になってからは相対音感しか身に付けられないと言われています。だからこそ早くからやって越したことはないのが「リトミック」なのです。

ピアノがご家庭にあって日頃から演奏されているママさんでない限り、なかなか30分間生演奏を聞かせる環境を作ることは難しいと思うので、教室でしかできない!という点においても通われることをお勧めします。
また、リトミックの手軽さも高ポイントです。ベビースイミングのように支度が大変でもなく、幼児教室のように高額でもないリトミック。大手の音楽教室以外でも、地域限定の教室や区や市が主催の教室もあるため、家から近い場所に教室があることがほとんどです。その点も第1位に輝いた理由です。

後回しで良い習い事(1)英語(英会話)

これは賛否両論あるかと思いますが、個人的にはもう少し遅くから始めても問題ないと思っています。
「LとRの聞き分け能力は生後10ヶ月頃からできなくなる」という話は有名なのでご存知の方が多いと思います。ゆえに、0歳から英語に触れさせることは大切だという意見があるのも承知しています。
しかし、日本語の言葉もまだままならない1歳児に英語レッスンをつけても、最大限の効果は得られないというのが私見です。費用対効果が悪すぎる。
せっかく高い月謝を払うのであればもう少し言葉が出てきてから、それまでは自宅でおうち英語に励むほうがコスパが良いと思います。
ママがペラペラでなくても問題ないのです。おうち英語用の教材を使ったりYouTubeをフル活用したりすれば、英語教室に通うまでの繋ぎくらいは可能です。
こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

後回しで良い習い事(2)体操

こちらも1歳の我が子を体験レッスンに入れて「早かったな」と反省した習い事です。

早い月齢から高い場所への上り下りができていたお友達が体操教室に通っていたこともあり、レッスンも逆立ちや鉄棒等の家で実践しにくい内容も盛りだくさんで初めは魅力的に感じていたのですが、正直先生や親に「無理やり動かされている」生徒が多いなと思いました。

本来は先生の指示に従って動いたり、身体を動かすコツを教えてもらって実践したりするのが体操教室であり、1歳児であれば毎日アスレチックのある公園に連れて行けば事足りるということに気が付いてしまいました…!

体験レッスンでどのような動きを1歳児にさせているか見て学び、それを真似して取り入れて我が家では公園や自宅で実践しています。それで十分、子供は身体を日々上手に使えるようになっているので、指示が聞ける年齢になるまではとりあえず良いかなと後回しにしました。

まとめ

1歳を過ぎると、歩いたり、話したり、毎日できることが少しずつ増えて、ママとしても子供をもっと成長させたい、得意なことを伸ばしてあげたいと思うようになります。少しでも子供に意義のある習い事を見つけてあげられると良いですね。

ちなみに、後回しで良いと述べた「英語」と「体操」ですが、その2つ習い事の良いとこどりをしたような「マイジム」や「ジンボリー」といった新ジャンルの教室もあるので、早期から英語や体操にも触れさせてあげたいと思っているママは、以下の記事も是非参考にしてみてください。