子供がいると、子育てがしやすいところは何処なのか気になる方も多いのではないでしょうか?教育はどのような環境なのか、実際に住むとなると、とても気になってしまいますよね。今回は千葉県にある習志野市について調べてみました。
習志野市ってどんなところ?
習志野は、千葉県にある八千代市、船橋市、習志野市に跨っているエリアです。明治天皇が習志野原と名付けたのが由来とされています。読売巨人軍の前身とされる球団があったり、日本人初の女性飛行士が誕生したり、日本初の宙返りジェットコースターがあったりと歴史有る街なんです。
日本のソーセージ発祥の地でもあります。第一次世界大戦時、ドイツ人捕虜の収容所があり捕虜のドイツ人からソーセージの製法を教わった街なんだそうです。
電車はJR総武線、総武快速線、京葉線、京成本線、新京成が通っており、都内勤務の方達のベットタウンとしても大変住みやすいエリアです。
一方、陸上自衛隊習志野演習場は船橋市と八千代市に跨っていて習志野市にはかかってませんし、習志野駅は船橋市です。
そんな、ちょっとややこしい土地ですが利便性は高く、都内まで鉄道でも自動車でも1時間かかりません。また成田空港、羽田空港まで行くのには、京成電鉄を使えば、乗り換え無しで行けます。
では、生活や子育てに関してはどうなのでしょうか?そんな習志野市の生活環境や、子育て環境をご紹介します。
これは習志野市の応援ソングですが、なかなか可愛くて子供たちが好きになりそうな歌です。キャラクターも可愛いですよ。
習志野市の生活環境はどんな感じ?
習志野市に住んでいる方はどんな環境で暮らしているのか、とても気になりますよね。実際に住んでみたら不便だった。そんな後悔がないように、下調べは非常に大事になります。
生活で欠かせないのがお買い物ですよね。習志野市では、買物で困る事はまずありません。成田街道沿いにお店がひしめき合っていますし、日頃利用するであろうスーパーの数も多く値段も安いです。
私の友人は東京都出身なのですが、魚や野菜の安さや新鮮さに驚いたそうです。特に習志野のニンジンは甘くて美味しいそうです。
自家用車があるようでしたら、日本最大級のイオンモール幕張新都心も買い物圏内ですし、お尻拭きが凄く良いで有名なCostcoもあります。ちょっと外出するのにイオンモールがあると、子育てする親にはとても助かりますし、お出かけをするにもいいですよね。
京葉武石インターの近くには、しょいか〜ごという直売所もあり、新鮮な地元野菜が安く購入できます。週末にはイベントをやっている事も多いので親子で楽しめますよ。
ちょっと裏技的に船橋の卸売市場で買い物するなんて事も可能です。一般客も買い物可能ですので、早起きしたら行ってみるのも良いですよ。小さな築地のような場所ですが、築地ほど観光相手してませんので、食事も安く美味しい物が食べられたりします。
ベビー用品も、実籾に西松屋がある他に幕張のイトーヨーカドー店内にアカチャンホンポが入ってますので、困った事はありません。
- スーパーが多数あり値段も安い
- 魚や野菜は新鮮である
- 近くにイオンモールやCostcoがある
- ベビー用品も西松屋やアカチャンホンポがある
習志野市の子育て環境はどんな感じ?
習志野市の子育て環境についてはどうでしょうか?保育園、幼稚園、病院、公園など子育てをする上で必要な施設が充実しているのかは気になりますよね。ここでは、そんな子育て環境について紹介したいと思います。
習志野市の子育て環境【保育園、幼稚園、こども園】
習志野は市境にまたがっている場所です。地元の公立小学校に通わせるつもりでしたら、習志野市の方は市内の幼稚園を選んだ方が同じ小学校に進むお友だちも多く、地域の情報も得やすいと言えます。
子育てするのに情報集めは重要です。学校の行事等、初めて経験される方は学校の先生より、経験されたことのあるママさんのほうが詳しく教えてくれることも多いので、コミュニケーションも大事になっていきます。
そして、働いている方が一番心配になるのが待機児童人数ではないでしょうか?習志野市の待機児童数は船橋市や千葉市に比べたら少ないようです。一昨年に比べ、去年は待機児童数を大幅に減らしております。
習志野市には市立の保育所が9カ所、幼稚園が9園、こども園が3園あります。また、私立の保育園は11園、幼稚園が10園、こども園が3園あります。あと小規模保育施設が9箇所あります、0〜2歳児は埋まってしまっている園が多いですが、3歳〜5歳には空きが見られます。
ですが、3歳まで待てない、という方が多いのではないでしょうか?友人の体験談ですが、どうしても預けたいというのであれば、0歳児の4月に入れるように狙うと入りやすかったりするそうなのでお勧めです。
1歳になってからだと、0歳児に入っていた乳児が退園しない限り保育園に入園は出来ないので、なかなか入りにくいです。なので、入るタイミングもよく考えながら行動するようにしましょう。
ですが、習志野市はこのようなことが少しでもなくなるよう改善しようと動き出しています。習志野市にある青葉幼稚園も広くなりますし、京成大久保駅近くに新しく子供園も建つ予定なので、更に改善が見込めるはずです。
また、この青葉幼稚園ですが、あの「おかあさんといっしょ」に出演していた、「だいすけお兄さん」が通っていた幼稚園なんです。ここに行けば、あのさわやか好青年イケメンが、もしかしたらもっと増えるかもしれません。
そして幼稚園ですが、やはり私立となると公立と比べて、ちょっと学費が高いなぁ、なんて思いませんか?習志野市では、公認された幼稚園なら、所得によって、幼稚園就園奨励費という補助金が出ます。3歳～5歳児を通園させている習志野市に住民登録がある方が対象になります。詳しくは習志野市ホームページを見てみてくださいね。
教育環境では、習志野市の土地柄、小学校、中学校受験を考えているご家庭も少なくなく、習志野市津田沼界隈の幼稚園は小学校受験の対応に力を入れています。このように受験対策に力を入れている学校が数多くありますので、教育に関しても安心して子育てをすることができます。
習志野市の子育て環境【医療関係】
生活していると急に体調が悪くなったり、いざってときにすぐ対応してくれる病院があると安心ですよね。では、習志野市での医療関係はどうなっているのでしょうか?
習志野市では、27年8月診療分より中学校3年生まで、自己負担が医療費は1回300円、入院は1日300円、調剤は無料になりました。県外で夜間緊急に掛かった場合は、実費で立て替えて後で申請すれば市からお金が戻ってきます。
病院も都内程とは言えませんが、行きたいけど遠くて行けなかったりすることもなく、困る事はないです。津田沼中央総合病院などの総合病院もあります、中でも1番助かっているのが幕張新都心、船橋のイオンモール内にあるドクターランドです。
土日、夜間も診察を受け付けています。小児科も小児歯科も18:30までやっていますし、薬もイオンモール内の薬局で受け取れます。MRIもあり総合病院のようなクリニックです。
もし、夜中に急にお子様の具合が悪くなってしまっても、夜間の内科及び、小児科の急病患者に対する初期診療を行っている千葉市海浜病院もほど近くにありますので心強いです。
千葉県の夜間相談ダイヤルもありますので、困った時には電話で聞くこともできますよ。
実施日時：毎日19時から翌日6時まで
電話番号：#8000または043-242-9939
習志野市の子育て環境【公園や遊び場】
子供を育てるとなると、子供がのびのびと遊べる公園や遊び場はあるのか気になりますよね。習志野市では公園も多く、中でも実籾本郷公園は冬になると、池にカワセミが来る自然豊かな公園です、水遊びが出来る小川もあり、親子でザリガニ釣りなども楽しめますし、春には花見も楽しめます。
他にも、谷津干潟公園では定期的に親子向けのイベントをしていて、自然で遊ぶ楽しさを教えてくれたり、多種多様な野鳥が飛来する自然豊かな公園です。公園自体の入園、駐車場は無料です。
秋津地区にある香澄公園は園内に大きな池があり、夏場は子供達の水遊びで賑わっていますし、園内にはバーベキュースペースもあります。(写真の公園です）
雨の日の遊び場で困ったら、TOKYOインテリア内のキッズスペースが小さな公園ほどの大きさで利用料も安くてオススメです、大きな遊具もあったり、お絵描きできたりでお得です(小学生以上不可です)。
習志野市に住んでみて感じるメリット
習志野市の住みやすさがいいと言われても、実際住んでみてどうなの?と思いませんか?実際に住んでいる人たちが感じているメリットについてまとめてみました。
都内に比べたら家賃も駐車場も安いです。津田沼はJR総武快速が止まるので若干高めのようですが(それでも都内より全然安い)、京成本線沿線の大久保、実籾などは安いです。友人が住んでいる住宅は二駅利用可(両方とも徒歩10分)で、ペット可の庭付き3DKに駐車場、物置も付いて80,000円です。
京成電鉄と総武線が両方使える場所なのに安く借りられる上、京成電鉄で上野、押上方面、総武線で秋葉原、新宿に出られるといった交通の便の良さもあります。
夏には、幕張のZOZOスタジアム周辺で幕張ビーチフェスタが行われます。千葉県最大級の花火大会らしく、多くの人が訪れますが、新都心は道路が広いのでギュウギュウ詰めになるって事はありませんし、帰りには臨時バスが出るので子連れでも安心です。心配でしたらイオンモール屋上が当日解放されますので敷物を持って行けば、子連れでもゆったりと観覧可能です。
習志野駐屯地のお祭りでも花火が上がります。夏に2日間にわたり駐屯地内でお祭りがあります。自衛官の方達が出店しているので食べ物も安いですし、出店の数もかなり多いので、子供から大人まで楽しめるんじゃないでしょうか。
週末に家族でお出かけ!なんて事もありますよね?習志野からだと京葉道路と外環道が繋がった事により各高速道路に凄い楽に出られるようになりましたし、青い海の広がる南房総まで行くのにも1時間半程度で行けちゃったりするので、子供と海に行こうかな〜なんて思った時にでもすぐに行けちゃいますよ。
将来、子供を良い学校に通わせたいと思ってらっしゃる方も多いと思います。津田沼駅周辺には学習塾、予備校が多数あり、予備校・塾のメッカと言われているそうです。言われているだけあって、意識せず歩いていても多数の予備校が目に入ります。勉強に打ち込むにも良い街ではないでしょうか。
習志野市に住んでみて感じるデメリット
メリットがあればデメリットもどうしても出てきてしまいますよね。生活環境だけでなく、子育てや教育についてもデメリットとして感じられることをまとめてみました。
- 土日の渋滞がどうしても激しい
- 通勤ラッシュが大変、都内への通学は大変かも
- クルマが無いと少し大変
習志野市のデメリットはどうしても土日の渋滞が激しいことです。混雑する場所ですが、ショッピングモールなどの商用施設や幕張メッセなどがある幕張新都心方面の湾岸地区と、京葉幕張から急に1車線になってしまう国道14号の上りの混雑が激しいです。
朝の通勤ラッシュが激しいです。総武線なら津田沼始発に乗れば避ける事も可能ですが、京成だと厳しく谷津、大久保、実籾には特急以上が停車しませんので京成津田沼で乗り換えが余儀無くされます。大人なら我慢できるレベルですが、都内への通学は少し大変かもしれません。逆に下りでしたら、どちらも空いています。
また、電車やバス共に市内を走っているのですが、都内に比べて本数が少ないですし、都営バスのようにどこまで乗っても均一料金ではありません。自動車が無いと生活出来ないというレベルではありませんが、あるに越した事はないようなエリアです。
子育てには直接関係ないことですが、お洒落な飲み屋さんとかレストラン等の飲食店が少ないです。記念日にデートで食事なんて時に少し探すのが大変かもしれません。
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まとめ
- 習志野市は都内勤務の方に人気のベットタウン
- 習志野市はショッピングにも便利
- 習志野市は近年、待機児童数を減らしているし、医療関係も安心の場所
- 習志野市の夏は楽しみがいっぱい
- 習志野市は渋滞、通勤ラッシュがデメリット
夜は静かで治安も良いです。市長も若くて、夏祭りで自ら太鼓を叩いたり、温かみのある街だと感じます。市の花はアジサイで、ハミングロードや公園に沢山植えられていて、時期になると様々な色のアジサイが咲いていてとてもキレイです。
私の友人で習志野に暮らして現在4年目になる2歳の娘と妻の3人で暮らしている人がいます。話を聞いていると、不便を感じる事は殆どないそうです。小さな街ですけど、自然と市街地のバランスが良いですし、海も近いので自然と触れ合える環境もあります。冬場の冷え込みも厳しくありません。ナラシドくんも可愛いし、ソーセージも美味しく、そして「住みやすい子育てに向いている街」だと思います。
