日本一の子育てを掲げる東川町。多くの人を惹きつける町の魅力と教育

北海道のほぼ真ん中にある人口8000人弱の東川町。日本一の子育て教育を掲げています。そんな町が大好きになって移り住む人が増え、田舎暮らし移住ランキング北海道1位になったこともある町なんです。

もしどこかへ移住を考えていたり、もっと自然が豊かな所へ遊びに行ってみたいなと思っているそんな方へ。都心からも以外に近い、東川町の魅力と教育をお伝えしたいと思います。

東川町はどこにあるの?


東川町は北海道のほぼ中央に位置し、大雪山国立公園の区域の一部にもなっています。
2016年の国勢調査では道内人口増加率2位で、自治体が積極的に町づくりをしています。

旭川市から車で約20分 、旭川空港から約15分のところにあります。
東京からは片道約2時間で来ることが出来ます。

あまり知られていませんが、旭川空港就航率99.5%。2018年の北海道胆振東部地震で、全道停電の中でも欠航しなかったんです。冬は雪に強い空港除雪隊がいて、都心とのアクセスの強い味方となっています。

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子育てに最適な東川町の豊かな自然

冬は誰の足跡もない真っ白な雪原が、いたるところで見られるそうです。でもよく見るとキツネなどの動物の足跡があったりして。わかる人はその足跡からどんな動物かわかるそうですね。足跡クイズが出来るかもしれませんよ。

町中から車で10分程の所にキャンモアスキー場があります。
もちろんスキー場へは手ぶらでもOKです。リフト券とスキー・ブーツ・ストックまたはボード・ブーツがセットになった(ウェアは別料金)お得なセットがあります。
小さなこどもも楽しめるちびっこ広場あったり、初級者から上級者まで滑れるコースもあるので、安心して家族みんなで楽しめます。

大人になると雪はやっかい者になりがちですが、子供の頃は雪が降ったらわくわくして、雪だるまを作ったり雪合戦をしたりしませんでしたか。そんな思いまた体験してみませんか。

夏はキトウシ森林公園や親水公園、忠別湖。旭岳までの道のりをドライブはいかがですか。山に近づくほどに、空気が澄んで涼しくなってくるのがわかります。

キトウシ森林公園は貸コテージやキャンプ場もあるんです。
ゴーカートや水遊びが出来るジャブジャブ池、ピクニックにもおすすめです。

秋は木々が緑 赤 黄のグラデーションを作り、一足早い紅葉を楽しめます。

以前友人がドライブ中に、何か茶色い物が空を飛んでいたそうです。鳥か何かだろう?と思って見ていたら、身体の一部が白い四角い形のした動物だったんです。今のは何?と家族で大騒ぎをして、家に帰って調べてみたらエゾモモンガだったそうです。

キタキツネエゾシカは見たことがあったそうですが、エゾモモンガは初めてだったそうです。テレビや写真でしか見ることのなかった動物を、実際目の当たりにするのは感動モノだよと、嬉しそうに話してくれました。

東川町に流れる大雪の伏流水

東川町は上水道が無料です。全国の自治体の中では珍しく、全戸地下水を使っているからなんです。
地下水の中には苦みがあり飲めないものもありますが、ここのお水はまろやかで優しい味がするそうです。平成の名水100選にも選ばれていて、それが自宅で飲めるんです。蛇口をひねると名水が飲める。なんともうらやましい話ですね。

もちろんお風呂も塩素が入っていないので、肌にもまろやかです。肌がカサカサになる人は、もしかしたら塩素の影響もあるかもしれません。大雪山の伏流水、ミネラルウォーターのお風呂。ちょっと贅沢な気がしませんか?

東川町こだわりのお店

東川町の気になるお店もいくつか紹介したいと思います。

天然酵母の蒸しパン屋 しのぱん

小腹がすいたら、蒸しパンやおむすびはいかがですか。

まず天然酵母の蒸しパン屋 しのぱんです。
こちらのお店は道産小麦と天然酵母を使っていて、卵・油・乳製品を使っていないのが特徴です

定番のプレーンやこしあん、ピザを思わせるマルガリータや意外な組み合わせのきんぴらマヨネーズ。子供も大好きなチョコバナナもありますよ。

しのぱん
  • 住所
    北海道上川郡東川町西5号北28番地
  • 営業日
    4月~11月…火曜日~土曜日(月曜日の祝日はお休み、それ以外の祝日は営業)
    12月~3月…土曜日、日曜日
    ただし2019年は1月15日~3月上旬まで休業しています。
    その他臨時営業、臨時休業はウエブサイトフェイスブックで告知
  • 営業時間
    10時~17時※売れ切れ次第閉店
  • 駐車場
    6~7台可

玄米おむすび ちゃみせ

次は玄米おむすびのお店 玄米おむすび ちゃみせです。
ここは地元でとれたお米と大雪山の伏流水を使っています。

紅鮭や、カレーや山わさびなどの変わり種もあります。
お米の味が濃くて、身体に優しい味がするそうです。

ちゃみせ
  • 住所
    北海道上川郡東川町西2号北2番地
  • 営業時間
    水曜日∼日曜日8時∼14時※売れ切れ次第閉店
  • 休業日
    月曜日、火曜日休み

東川町の魅力はまだまだたくさんあります。最後にそんな素敵な東川町の公式PVを紹介しておきます。

日本一の”子育て、教育の町づくり”

東川町は日本一の”子育て、教育の町づくり”を掲げ、様々な施策を行っています。

生まれてきた赤ちゃんに町内で手作りされた椅子を贈る、「君の椅子」

出生届を複写して台紙に貼り、写真や足型とともに封印して、成人式や結婚式などの人生の門出で渡す「新・出生届」
親から子供へ向けた願いや想い、そんなものがいっぱい詰まっている素敵な出生届ですね。

東川町で開かれる「写真甲子園」

写真甲子園は1994年から続いていて、全国の高校写真部とサークルからの作品を応募し、激戦を勝ち抜いた18校が東川町での本選に挑みます

高校生が3名1チームで、町内の自然、人 町をそれぞれ撮影していきます。これどうやって撮ったの?と思う写真。被写体が恥ずかしがりながら、撮られている写真。子供たちが伸び伸びとニコニコしながら遊んでいる写真。様々な写真があります。

良い撮影ポイントが見つからず、場所を探しすぎて時間が無くなってきたり、町内の人と触れ合いながら、時に泣きながら、笑いながら高校生が町内を駆け回ります。

大会の公式HPから過去の作品も見ることができるので、写真に興味のある方もない方も、一度ご覧になってみてください。感動の一枚がきっとあるはずです。

学力向上と国際教育に対する東川町の取り組み

東川町は学力向上や国際教育にも力を入れています。
東川町学力向上進協議会が設置され、教育の一部にフィンランド教育(全ての人が平等に質の高い教育、訓練を受けられる教育)や幼児からの英語活動や小学生の英会話教室が実施されています。

その結果、平成28年の全国学力テスト(東川町児童、生徒)で小学1位の石川県、中学1位の福井県を上回っています。小さい町だからこそ、自治体がきめ細かな教育を行うことが出来るんですね。

また全国初の公立の日本語学校あり、海外からの留学生も多数受け入れてます。
コースは6か月と1年の長期コースと短期の二つのコースがあり、年々留学生が増えています。
学生寮もあるので慣れない海外での生活も、安心して送ることが出来ますね。

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まとめ

  • 東川町は雄大な自然に囲まれ、大雪山の美味しい水自宅で無料で味わうことが出来る。
  • 店主こだわりの逸品を味わうことができる。
  • 自分の町の強みを活かした、子育て支援や教育を行っている。

東川町は豊かな自然にあふれた町で、心にも身体にも人にも優しいまちだなあと思います。もしお時間があれば一度行ってみてください。満天の星空と美味しい空気が迎えてくれます。