ざっくり言うと
遠足は、子供たちの楽しみな行事のひとつです。「遠足まであと〇日!!」なんて、カウントダウンを始めたり、楽しみすぎて前日あまり寝られなかったり、当日の朝早く起きてしまったり…という経験がある私も、母となり、幼稚園の遠足事情が気になるようになりました。
中でも気になるのが、「おやつ」のこと。何でも最近のおやつは、ルールが色々あったりおやつ交換が盛んだったりと、私が小さい頃とはだいぶ違うみたいなんです。遠足は、おやつを選ぶ時間からもう始まっています!おやつ選びも失敗したくないですよね。
そこで、私が友人に聞いた遠足のおやつ事情も交えながら、子供は喜びママも安心な幼稚園の遠足におすすめのおやつを5つ、厳選してお伝えします!
目次
ポイント1:幼稚園のルールを守ろう!
遠足を楽しむのに欠かせないのが、お弁当やおやつの時間です。「バナナはおやつに入りますか~?」なんて冗談もひと昔前にはありましたが、おやつ選びの前に、幼稚園のルールを知っておくことが必要です。
・チョコや飴禁止
・ひとり1個まで
・おやつは園が用意する
・おやつ交換禁止
等々、園によって色々あるようですが、何よりもまずは園のルールを守ることです。
おやつ交換禁止と言われているのに、「仲の良い友達にだけ少し」と軽い気持ちで持っていくと、ルール違反はもちろん、却って相手の子に気を遣わせてしまうことにもなりかねません。
他にも「食べきれる分だけ」や「各家庭の常識内」など、ご家庭の裁量に任せたルールもあるようです。「どれくらい持っていけばいいの?」と思ったら、これからそれも踏まえておすすめのおやつを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ポイント2:おやつ交換は子供たちのコミュニケーション!
園によってはおやつ交換禁止のところもあるようですが、遠足でお友達とおやつをあげたり貰ったり、そんな行為が子供たちにとっては嬉しく楽しいものです。近年のおやつ交換は、子供たちの大事なコミュニケーションの場になっています。楽しいおやつの時間を過ごしてほしいですよね。
「○○ちゃんからドーナツもらった!」
「〇〇君とおやつ一緒に食べた!」
子供は案外、誰にどのおやつをもらったか覚えていて、お友達と仲良くなるきっかけにもなります。だとしたら、おやつ選びもそれを想定して選んだ方がよさそうです。
いつ誰とおやつ交換は始まる?
おやつ交換は、お弁当を食べてからの自由時間に始まるところが多いようです。
子供同士はもちろんですが、親子遠足だと保護者同士、中には先生が準備していて配ってくれる所もあるそう。クラスの人数分+αくらいの数を持っていくと安心です。
ママ達にとっても、おやつを配ったり一緒に食べたりとコミュニケーションのきっかけになりますよ。前向きに捉えて、せっかくなら楽しみたいですよね。
ファミリーパックがおすすめ
大勢に配れて、子供も食べやすいサイズになっているファミリーパックは、おやつ交換におすすめです。個装されているグミやしっとり系のクッキーなど、持ち運びに負担のないかさ張らないものを選びましょう。

おやつ交換で注意したいポイント
楽しく嬉しいおやつ交換になるよう、ここで簡単に注意しておきたいポイントをお伝えします。
アレルギーのお友達がいないか確認しておく
現代では、食物アレルギーも広く認識されています。先生方も十分注意されていると思いますが、念のためアレルギーのお友達がいないか確認したいところです。
もしかしたら仲良しのお友達が、ということもありますので、アレルギーの心配がないおやつを用意して、「これは○○ちゃんに渡す用ね」と言って子供に渡すのもいいですね。
【おすすめのおやつ】
普段のおやつは手作りのものを食べさせている、というママもいるかと思います。遠足は、子供と一緒におやつ作りを楽しむいい機会にもなりそうです。しかし、アレルギーの問題だったり、衛生面が気になるという方もいるので、お友達にあげるのは避けるのが無難です。
色々な考えがあるけど、子供たちが楽しめることが大事
日頃から無添加のおやつを食べさせている家庭があったり、チョコレートや飴はまだ食べたことがない子がいたり、おやつ1つをとっても、家庭によって考え方は色々あります。しかし互いに気にしすぎて、子供たちが何となくつまらなく感じてしまっては本末転倒。



ポイント3:お金の勉強にもなる?
例えば、「300円までね」とか「〇個までね」と決めて、お子さんに予算内で収まるように促してみれば、それがお金の勉強の第一歩になるでしょう。
お金の概念が難しくても、自分で選んでレジでお会計をするという経験ができます。「はじめてのお〇かい」ではないですが、幼稚園に通うこの時期の子供にとって、色々な経験をすることは成長の過程において、とても大事なことです。
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幼稚園の遠足におすすめのおやつ5選

さて、ルールやおやつ交換のことも踏まえて、幼稚園の遠足にぜひおすすめしたいおやつを厳選して5つ、ここでお伝えします。お子さんが食べやすく手頃で、ママにとっても安心なおやつを厳選しました。
ゼリー
【おすすめポイント】
・子供が食べやすい
・凍らせると、保冷剤の代わりになる。食べる時に程よく溶けていて美味しい!
・小さなカップやスティック状など個装されていて、おやつ交換に最適
【こんな商品があります】
ラムネ
【おすすめポイント】
・サッと溶けて子供が食べやすい
・溶ける心配もなく、持っていくにもかさ張らない
・個装タイプを選べばおやつ交換にもいい
【こんな商品があります】
グミ
【おすすめポイント】
・キャラクターものもあって、種類が豊富
・かさ張らず、手軽に食べられる
・個装タイプを選べばおやつ交換にもいい
【ここは注意】さけるタイプは、手の汚れが気になったり手間取ったり、子供は少し大変かもしれません
【こんな商品があります】
しっとりタイプのクッキー
【おすすめポイント】
・サクサクしたものだと割れやすいが、しっとりタイプのものは割れにくい
・個装タイプを選べばおやつ交換にもいい
【こんな商品があります】
駄菓子

【おすすめポイント】
・コスパがよく、種類が豊富
・手頃なものを選べば張らない
【ここは注意】袋タイプのサクサクなおやつが多いが割れやすい
【こんな商品があります】うまい棒、おやつカルパス、蒲焼さん
子供の視点に立っておやつを選ぼう
ご紹介したゼリーやラムネ、グミなどは、例えば親子遠足などで小さいお子さんが来ている時でも、配りやすいおやつです。子供が食べやすい、手頃な大きさのおやつを選ぶとハズレはありませんし、どれも個装タイプの商品があるので、配る用でなくても、お子さんが自分で食べる分だけ持っていくことができます。
遠足は特別だから、と好きなものや普段あまり買わないようなポップなもの…が欲しくなっていたのは幼少期の私ですが、1つはそういう好きなおやつを選ばせつつ、あとはおすすめしたものを選ぶと、子供も嬉しくママも安心なおやつ選びができますね。
年少さんに“おすすめしない”おやつ2種類
初めて遠足に行く、幼稚園の年少さん。おやつもきっとワクワクする時間ですよね。しかし、年少さんはまだうまく自分で開けられなかったり、わからない出来ないことも色々あります。それらを踏まえながら、ここでは年少さんにおすすめ「しない」おやつをお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.キャラメル、チューイングガム
溶けやすく、年少さんくらいには食べづらいです。大きい飴玉や棒のついた飴なども、同じような理由で飲み込んでしまったりとまだ危ないので、おすすめしません。
2.4連5連に繋がっている袋のお菓子
スナック菓子で4連5連に繋がっているものは、年少さんには量が多くて食べきれないことも。配る用にしても、結局食べきれなかったということにもなりそうです。お弁当も食べますし、おやつはお子さんが食べきれる量を基本に考えるといいでしょう。
ジッパー付きの袋に詰め替えるのもおすすめ!
年少さんは、食べれる量が少なかったり、まだ袋を自分で開けられないこともありますので、あらかじめジッパー付きの袋におやつを詰め替えて持たせるのもおすすめです。1袋に色々なお菓子が入っていると、それもまた楽しくなりそうですね。
まとめ
●園のルールを守ること
●おやつ交換のことも踏まえておやつを選ぶ
●子供も嬉しいママも安心なおやつ5選
●年少さんにおすすめしないおやつ
●お金の勉強にもなる?!
近年のおやつ事情も踏まえながら、楽しいおやつの時間になるように、おやつ選びのポイントとおすすめのおやつをお伝えしてきました。
お子さんと一緒におやつを買いにいくと、「あれ買って」「これも持っていきたい」と言われることもあるでしょう。しかしそれも、お子さんが遠足を楽しみにしている証拠。「こっちもいいよ~」と、おすすめしたおやつを喜んで選んでくれるようにうまく促しながら、お子さんのわくわくに付き合ってあげてくださいね。
遠足はおやつ選びから始まっています。お弁当作りなどの準備も大変と思いますが、ぜひ一緒に楽しみましょう!