皆さん、木遊舎という会社はご存知ですか?
この度、私達夫婦の共通の友人が出産したので、お祝いの品は何がいいか聞いてみたところ木のおもちゃが欲しいとのこと。
そこで、今回は木のおもちゃを作っている木遊舎という会社について調べてみました。
目次
木遊舎とは?
おもちゃ屋さんやインターネットを見て回ると、沢山のおもちゃがあり、どれにしようかなと悩む時間も楽しいですよね。
木のおもちゃだけ見ても、沢山の会社が様々なおもちゃを作っているので、本当に目移りしてしまいます。
そんな中で、今回は愛媛県にある木遊舎というおもちゃ工房についてご紹介していきますね。
この木遊舎という工房は、乳幼児に向けた手作りの木のおもちゃを作っている工房です。
愛媛県伊予市中山町に自社工房を構え、ここで製品企画・デザインから材料選びに始まり、製造や販売管理まで全ての工程を一手に行っています。
では、木遊舎ではどのようなことに取り組んでいるのでしょうか?
木遊舎ではおもちゃ制作以外にも、木にもっと親しみを持ってもらえるようにと木工体験も開催しています。
木遊舎で木工体験!思い出作りにもおすすめ。
世の中では木工体験だけに絞ってみても様々な体験ができるところがありますよね。
私がその時に体験した木工体験は、どうやら『焼き板』という物のようですが簡単にどんな物なのかご紹介します。
- 木の板の表面をバーナーでまんべんなく焼いて焦げ目を付ける
- 木の表面が黒く焼け焦げたら、たわしなどで焦げをこすり落とす
- 布や新聞紙で磨く
- あらかじめ開けてあった穴にヒモを通したり、文字や絵を書いたりして完成
その時に作ったオーナメントは鳥の形をしたシンプルなものだったので、今でも違和感なくお家に飾る事ができています。
また、カラフルなものだとお部屋の雰囲気に合わない、などという事もあり得ますが、木は自然のものなので、どのお部屋にも比較的マッチしやすくておしゃれなオブジェにもなります。
とは言え、バーナーが必要な焼き板体験は小さな子供には少し危険過ぎるので、もし興味があるようであれば子どもが高学年くらいになってきたらぜひチャレンジしてみてくださいね。
話が逸れましたが、木遊舎でもいろんな木工体験が準備されています。
小さな子でもできる磨くだけのマイ箸作りから、組み立てや糸のこを使うようなくりぬき写真立てにマグネット人形、大人用には調味料入れやCDラック、大物作品で木馬等々…。
難易度や、作れるものの種類も本当にたくさんあるので、老若男女家族で楽しめますね。
少しくらい失敗してしまったとしても、それが思い出となりますし味になります。
お休みの日にはぜひ、ご家族で木工体験しに出掛けてみてくださいね。
木遊舎は可愛いおもちゃが豊富!【おすすめなおもちゃ】
では木遊舎ってどんなおもちゃを作ってるのでしょう。
その前に、木遊舎ではどのような木を使っておもちゃが作られているのか気になりませんか?
木遊舎のおもちゃは主に、愛媛県のヒノキと、ドイツのポールマイヤー社が管理植林して生産しているビーチ(ブナ)材から作られています。
色付けなどはほとんどされていないので、木そのものの木目や手触りを楽しめますよ。
色付けもあまりされていないので、子供が舐めたりしても安心ですし、木の温もりに触れられます。
ですが、大きい会社ではなく量産は出来なさそうなので、タイミングによっては品切れの商品もあるかもしれません。
でもそれだけこだわって作られたおもちゃだと思うと、より一層愛着が湧いてきますね。
ぜひ長く大切に使ってくださいね。
おもちゃを探している方はこんな記事もおすすめです。
ベビーセット
木遊舎で定番となっているのが、こちらのベビーセットです。
赤ちゃんにとって初めてのおもちゃにもぴったりなガラガラや積み木などがセットになっています。
どれもシンプルではありながらも、コロンとした感じでかわいらしく、見てるだけでも笑顔になりますね。
ひのきあかちゃんつみき
こちらはネットでも人気の赤ちゃん向けの積み木です。
赤ちゃんが持っても大丈夫なように柔らかめの木材を使っており、他の積み木と比べても角も丸く加工されているという徹底ぶり。
数も多すぎず少なすぎずちょうど良いので、赤ちゃんが初めて遊ぶ積み木に最適ですよ。
パズル 8匹の動物
こちらは8匹の動物たちがパズルになりました。上手く枠の中に収められるかな?
まだパズルができない年齢の子供でも、パパやママと「これは何て動物さんかな~?」なんて遊びもできますね。
5匹の動物列車
こちらもパズルなのですが、5匹の動物が列車に乗っています。
先にご紹介した8匹の動物パズルと少し似ているかもしれませんが、個人的に見た目がお気に入りなのでご紹介してみました。
飾るだけでも立派なオブジェになってかわいいですね。
スギ木馬(完成品)
木のおもちゃと言えば木馬!
表面も柔らかいので、床も傷つけにくくなってます。
こちらは完成品ですが、ご自身で組み立てていただく組み立てキットもあるのでお好きな方を選んでくださいね。
ここでは5つの木のおもちゃをご紹介しましたが、公式HPにはもっとたくさんのおもちゃがあります。
どれもこれもとてもかわいくて、なんだか見てるだけでもテンションが上がってくるようなおもちゃがいっぱいです。
いっその事全部買ってもいい⁈
これはもうきお太の年齢には合わないよ…。
木遊舎のおもちゃの口コミってどうなの?
完全に自分の好みで 数ある木遊舎のおもちゃの中からオススメの物をピックアップしてご紹介しました。
ちゃんと遊んでくれるのかな。
そんな訳で実際に遊んでみた写真や口コミをまとめてみましたのでご覧ください。
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【ベビーセット(出産祝いセット)】
優しさ溢れた木の温もりのオモチャです。孫の一歳の誕生日に購入しましたがお値段以上です。とても丁寧に作られています。
本人もとても気に入ってあそんでます。
娘もお友達のお祝いに贈りたいと話してました。
【ひのきあかちゃんつみき】
8ヶ月の子ども用に購入しました。
軽くて角もまるいので、安心して使えます。まだ小さいので積み木崩ししかできませんが、大興奮して遊んでくれます。
シンプルなデザインですし、長く使えると思います。
【ひのきあかちゃんつみき】
1歳2ヶ月の子供に与えました。
まだ積むことはできませんが、木を打ち合う音がお気に入りです。 聞いてるこちらも嫌悪感ない自然な音で心地よいです☆
木のおもちゃのメリットって何なの?
あんパ~ンチ!!
みやびパパ、ちょっと執拗になり過ぎてきお太君に嫌がられちゃったようですね。
そんな残念なみやび君は置いといて。
まだまだアンパンマンが大好きな3歳児のきお太ですが、もうそろそろいつ卒業してもおかしくないお年頃になってきました。
アンパンマンは成長していくにつれていずれ卒業しますが、どうやら木のおもちゃは種類によっては赤ちゃんから幼児、もしくはもっと長く使える物も多いようです。
そこで木のおもちゃのメリットを調べてみました。
子供の想像力をフルに使って遊ぶ事ができる
シンプルな物が多いので、遊び方が制限されず色々な遊び方ができます。
例えば積み木だと赤ちゃんの頃はカチカチぶつけて音を出して遊んで、少し大きくなってくると積み上げては崩したりして遊びます。
さらに手先が器用な年齢になってくると、もっと想像力を働かせた遊びができるようになってきます。
細かいパーツが少ないので誤飲しにくい
赤ちゃんがいると心配なのが誤飲ですよね。子供をしっかり見ていても、少し目を離していたら口の中に何か入っていた!このようなことはないようにしたいですよね。
凝ったおもちゃほど一つ一つのパーツが細かくなってしまいます。木遊舎のおもちゃはパーツも大き目なので、安心して遊ばせられるおもちゃが豊富です。
子供が叩いたりした時に外れてしまったパーツを飲み込んでしまった…などという事故も防ぐ事ができます。
シンプルな作りがゆえに壊れにくく、長持ちする
プラスチック製のおもちゃだと時間が経つにつれて劣化していってしまいますよね。
でも、木のおもちゃだと多少の変色があったとしても使えなくなるほどの劣化はありません。
もしかしたら、パパやママが子供の頃に遊んでいたお気に入りのおもちゃを、子供に使わせている家庭もあるかもしれません。
長く使えば使うほど愛着が湧いてくるのも、木のおもちゃならではの持ち味ですね。
木が持つ自然のぬくもりが子供の気持ちを落ち着かせてくれる
例えおもちゃに加工されても、木ならではの優しさやぬくもりは損なわれる事がありません。
木の雑貨に触れてるだけでも何となく落ち着く…と感じた事はありませんか?
私達大人と同じように、赤ちゃんもそんな自然の優しさたっぷりの木のおもちゃに触れる事で五感がフルに活用されますし、心が落ち着いてきます。
自然のものから作られているので安心、安全
赤ちゃんは特に、何でもかじったり舐めたりします。
でも木のおもちゃなら自然の物からできているので安心。
塗料もできるだけ使わず安全にこだわった作りのおもちゃであれば舐めてしまっても安全です。
木のおもちゃのデメリットは?
自然のやさしさが最大の魅力でもある木のおもちゃですが、やはり残念ながらデメリットと言える面もあります。
値段が高め
どうしても木のおもちゃだと量産もしづらい事もあり、プラスチック製よりも値段は高くなりがちです。
ですがなかなか購入できないものだからこそ、プレゼントにされるととても喜ばれる方は多いのではないのでしょうか。
重量がやや重い
手押し車など、軽いとバランスが取りづらい物に関してはある程度の重みがあった方が安全です。ですが、物によっては子供が投げたり叩きつけたりするとフローリングや壁に傷や凹みができたりケガにつながったりもします。
危険がないように角を丸く削ったりと配慮してあるおもちゃも多いですが、投げたり叩きつけたりするのは木に限らず危険な場合もあるので、どちらにせよ危険がないように保護者がきちんと見守る事が大切です。
衛生面での管理が少し面倒
シンプルなプラスチック製おもちゃだとすぐに洗ったり消毒する事も可能ですが、木だと水に濡らした後放置しておくとカビの原因となりますし何よりも不衛生です。
お手入れの仕方についてはおもちゃの塗装や加工の仕方によっても違いますので、説明書をしっかりと確認しましょう。
木遊舎で木育を体感させよう。木育って何?
木のおもちゃにちなんだ言葉として、木育という言葉を聞いた事ありますか?
2004年に北海道で生まれたばかりの比較的新しい言葉なので、ご存じない方も多いかもしれないですね。
林野庁からの委託を受け木育推進体制整備総合委員会を運営した日本木材総合情報センターでは、「木育」を、「木材や森林との関わり合いから、知育、徳育、体育の3つの側面を効果的に育む取り組み」とし、社会的協同によって効果的に実施・普及させる必要があるものとした。また、木育を「木づかい運動」の一環として捉え、その枠組みの中で木育の活動促進・支援事業を展開するとした。
特定非営利活動法人 芸術と遊び創造協会 ウッドスタート事業部という団体が、木育をもっと世の中に広めていこうと活動をされています。
木育は木が好きな人を育てる活動であると考えられており、活動の目的として以下のようにまとめられています。
ここでは主に【こ】子どもの心を豊かにする「木育」についてを見ていきますね。
おもちゃと言えばプラスチックなど人工的な物がまだまだ多いですが、最近は木のおもちゃの良さも見直されてきました。
日頃のストレスも吹っ飛ぶね。
大人のみやび君も癒される木のおもちゃ。
そんな木のおもちゃは子供の五感を刺激してくれるといいますが、そもそも五感って何でしょう?
- 味覚(舐める)
- 聴覚(聴く)
- 嗅覚(匂いを嗅ぐ)
- 視覚(見る)
- 触覚(物を触る)
以上の5つの感覚の事を五感と言います。
もちろん生まれた時から備わっている感覚ではありますが、特に0歳ぐらいの赤ちゃんはまだまだ発達途上です。
外からこれらの5つの刺激を繰り返し受ける事で、子供の脳や体がどんどん発達していくのです。
木のおもちゃで一緒に遊んであげて五感をしっかりと刺激し、子供の感性を育んであげましょう。
一緒に遊んでいるパパやママもきっと木の温もりや優しさにほっこりと心が癒されると思いますよ。
教育について興味がある方はこちらの記事もお勧めです。
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まとめ
- 木遊舎はこだわりの木のおもちゃを作っている日本の工房
- 木遊舎の木工体験で手作り体験をめいっぱい楽しむことができる
- 木遊舎は乳幼児に向けた優しい木のおもちゃが豊富
- 木遊舎のおもちゃは大人も子供も楽しめる
- 木のおもちゃはシンプルなものが多いので子供が柔軟に遊ぶ事ができる
- 木のおもちゃには少しお値段が張るものも…
- 木育は子供の五感をしっかり刺激して脳と体を育める
木のおもちゃを作っている会社はたくさんある中で、今回は木遊舎に絞ってオススメのおもちゃをご紹介してきました。
愛着たっぷりな長く使えるお気に入りのおもちゃをぜひ見つけてあげてくださいね。
懐かしいなぁ~。