ざっくり言うと
みなさんはアメリカの哲学者デューイをご存知でしょうか?
デューイの教育思想は、日本の学校教育に大きな影響を与えたと言われています。今日は、そんなデューイの著書『学校と社会』を要約しながら、デューイの教育理論や考え方についてまとめてみたいと思います。
哲学者デューイとは?


実は私、デューイのことあまり詳しくないの。そこで今日は、デューイに詳しいママ友に来てもらいました。

ゆうこママです~。デューイの『学校と社会』って理解するのが難しい部分もあるので、今日はわかりやすく解説したいと思います~

よろしくお願いしまーす!

しまーす!
それでは、デューイの著書に触れる前に、まずデューイとはどのような人物なのかを一緒に確認しておきましょう。
ジョン・デューイ(1859~1952年)は、20世紀前半に活躍したアメリカの哲学者です。高校や小学校の先生を経験した後、シカゴ大学やコロンビア大学などで大学教授を務め、『学校と社会』(1899年)や『民主主義と教育』(1916年)『経験と自然』(1925年)など、多くの著書を残しました。
デューイが生きた19世紀後半から20世紀半ばにかけてのアメリカは、めまぐるしい社会変化に包まれていました。
いち農業国だったアメリカが、凄まじい経済成長を遂げ、1914年第一次世界大戦や1929年世界恐慌を経験していきます。産業革命を経て先進的な工業国へと成長したアメリカに、様々な地域からの移民が押し寄せるようになったのもこの時期です。
アメリカがそのような社会変化の波をどのように乗り越えていくべきか、デューイは深く考え続けました。それがデューイの教育理論や考え方の根本にあります。
経済成長、移民、戦争…。大きな社会変動の中で、デューイは教育のあり方を見つめ直すべきだと考えたのね。

み、みか子ちゃんが、いつになく真面目モードだ…

デューイを理解する上で、時代背景を知っておくと後々もわかりやすいですよ~

ふむふむ・・・