ざっくり言うと
- 空き箱
- 厚紙
- 折り紙
- ぽんぽん(今回は裁縫用のデコレーションボール)
- スプーン
- 器
- トレイがあるとなおよし
- ぽんぽん
- 空き箱
- 装飾用折り紙
- カップやピッチャーなど水を入れるもの
- トレイ
- タオル
- 色水
- はさみ
- 紙
- カラーのマグネット
- 白いマグネットシート
- 折り紙
- モンテッソーリでは子どもが自主的に活動し、意志を尊重します。
- 100均材料でも簡単に手作りおもちゃができます。
- 子どもの成長に合わせ、いろいろ応用できます。
- 家事も立派な子どものお仕事になります。
最近話題のモンテッソーリのおもちゃ、少し興味はあるけど、お家におもちゃはいろいろあるし、いくつも増えすぎるのもちょっと…と思うあなたに‼︎超簡単にモンテッソーリのおもちゃ=知育玩具を手作りする方法教えちゃいます。
100均材料で作る「おうちモンテ教具」
さっそくですが模索しながらやってみました。市販のモンテッソーリのおもちゃもたくさんあるけれど、いきなり購入はちょっとと思う方もぜひやってみてください。
空き箱でお手紙入れようポスト
最初に私が手にしたもの、それは空き箱です。家にいくつもありますよね。ゴミにしないで、モンテッソーリのおもちゃにしちゃいましょう。
箱に折り紙を貼ります。
お手紙を作ります。
以上‼︎
作り方を説明しなくても超カンタンです。雰囲気を出そうかと思って、郵便マークだけつけてみました。モンテッソーリの教えはあまり装飾しないで、自然のほうがいいかもしれません。でも、せっかくだからつけちゃいました。
最初の息子の反応は、静かになって夢中でお手紙入れまくりです‼︎うちの子こんなに夢中になるんだ、とびっくりしました。というか、作ってる最中からとられました。
確かに最近、紙や薄い雑誌などを隙間に入れたがっていたなと思い出しました。いたずらの延長線なのかなとも思いましたが、これなら何回やっても優しく見守れます。ましてや自分が作ったもので遊んでくれるというのも、なんとやりがいがあるんでしょう。
子どもがうまくできないこともあります。でもここで大事なポイントです。あれこれ言わず手を出さず、あたたかく見守ってあげること、それが一番大切です。自分でやりたい!そんな気持ちを見守ってください。
あっちからこっちへ受け渡し
空き箱だけで大成功だったので、次は100均に買い物に行くことにしました。今日購入したものはこんな感じです。さあ、遊ぶぞっ!!
これは作り方なんてありません。ポイントは、何も言わずに少しだけお手本を見せることです。子どもはなにするんだろーって注目するはずです。あと、誤飲には注意してくださいね。まだまだ何をしでかすか、わからないですよ。
器は100均でいろいろ悩んだあげく、結局タッパーウエアを購入。いいもの見つからなかったんですよ。本当は木の器を考えて買いに行ったのですが。2つで100円だったし、ふたを閉める動作も一緒に学べるかなと思いまして。
でもここで失敗だったと思ったのが、器の重さが軽すぎて、スプーンですくおうとすると動いてしまいどうも使いにくい!
でも息子は、もちろんそんなのお構いなしです。さっそくこのカラフルなぽんぽんに大反応。これはうまくいきそう。
スプーンを持ったのはいいが、ざばーんと豪快な息子さん。思わず声をかけたくなりますが、我慢です。よくみてたら、ちょっと違うけど形になってきました。
手でスプーンに乗せるものの、やっとスプーンの役割果たしてる!こんな感じで、とっても夢中な息子でした。
箱にぽとん うまく入るかな
受け渡しでも使ったデコレーションボールがたくさんあったので、箱を用意して落とす系のお仕事にしてみました。ちなみにこの箱は紅茶のティーパックの空き箱です。子どもの手でも簡単に扱えるほうがいいかなと思い、小さめを選びました。
周りを折り紙でペタペタして、ぽんぽんを落とす穴を開けるだけ。穴を開けるときは、バツ印にカッターで切り込みを入れてから、内側に織り込むと簡単です。大きい穴だと、お仕事が少し簡単になります。その子どもの成長に合わせて作ってあげるといいですね。
小さな穴で作ると、ボールを乗せただけでは落ちません。よいしょっと押し込まないいけないのです。指先でつまむ・おく・おすといった動作ができますね。
そして、ズボラな私は取り出し口はそのまま使用しました。ぱかっと開くとたくさんボールが出てきます。その時の嬉しそうな顔、たまらんのです。
この手作り教具も何度も夢中で繰り返してました。思い通りにいかないときは、手伝えって渡されますが、自分でやりたいことは自主的に活動していました。
その後お茶を入れにキッチンへ行き、ちょっと目を外してました。随分静かだなと思ったら。
くるみボタンでおうちモンテ 第1弾
後日、次のおうちモンテに挑戦しました。最近、友人の子どもがはまっているという話を聞いた、くるみボタン作りです。その子は小学校低学年なんですが、1人で簡単に作ってしまうそうなんです。
本当はボタンを使ったモンテ教具を作ろうと思って手に取ったんですが、簡単に作れそうなキットがあったので、挑戦してみようと思いました。第一関門、興味があるかどうか…
クリアです!興味深々にやってきました。部品を並べようともしてました。子どもに触らせる場合は、気をつけてくださいね。
しかし、作業開始すると意外にも私が手こずり、他のおもちゃを取りに行ってしまいました。これは残念。そして、予想以上に力が必要でこれは無理だと声が出てしまいました。
ボタンは完成したので、次の段階に期待するとします。その子に合うお仕事じゃないとだめですね。改めて感じました。
くるみボタンでおうちモンテ 第2弾
これも簡単な作業でできます。もちろん不器用な私にできたんですから。フェルトを切って、ボタンをつけるだけです。ほら完成‼
しかーし、まだボタンに興味があり引っ張ってボタンをとろうとして怒ってました…。まだボタンは早かったようです。もう少しとっておいて、もう少し成長したら再チャレンジしたいと思っています。
でも、今回作成したおもちゃに共通することは、簡単すぎること、そしてお金がほとんどかからないことです。これは挑戦してみて、正直楽しかった、それが一番強いです。これからもっと学んで、作ってみたいと思います。
モンテッソーリについて、もっと知るならこちらの記事もおすすめですよ。
家にあるもので「おうちモンテ」
ここからは、おうちモンテの先輩方の作品を参考にしたもの紹介します。まだうちの子には難しいかな~とおもうものもあるので、ぜひやってみたいです。
水をコップに注ぐ
ピッチャーや計量カップなどに水をいれておき、コップに注ぐお仕事です。とっても単純なのですが、子どもには、こぼさないように目的の場所にそおっと入れるのは集中力が必要です。
うちの息子は残念ながらまだまだ豪快なので、お風呂か外でないと怖ろしくてできません。しかし、このお仕事ができるようになっても、やはり子どもはこぼすもの。トレイとタオルは必須です。
また、うまくできるようになったら、コップに目印をつけておき、その目印のところまで水を入れるという高度なお仕事に変えていくのもとってもいいことです。子どもの成長に合わせて、難易度を変えていきましょう。
はさみで切る
はさみで紙を切る。こちらもとっても単純な作業です。しかし、集中しなくてはとっても危険ですよね。もう少し優しいモンテ教育を受けたうえ、集中できるようになってから挑戦させてみたいお仕事です。
切ることができるようになったら、ただ切るのではなく紙皿に顏を書いて散髪させたり、折り紙を折ってから切って七夕飾りやクリスマス飾りを作ることをさせてみたいです。
モンテッソーリ教育はあまり季節の行事を行わないようですが、全くやらないのもこれから困りますよね。おうちモンテならではのやり方もいいのではにでしょうか。
同じ色の3色に振り分ける
マグネットシートは磁石と同じ3色にします。白いシートに、貼り付ける磁石の目印を折り紙で付けます。印をした同じ色のところに、磁石を貼り付けるというお仕事です。
下準備は必要ですが、色の違いを見分けて指先を動かす、小さい子どもには難しい作業です。
家事の手伝い「おうちモンテ」
子どもが一番身近で憧れている仕事は何でしょうか。実はそれは家事なんです。料理、洗濯、掃除などのお家の方がやっていることに興味深々なのです。
「これをやって」と一方的に言うのではなく、自発的に「これやりたい」というように環境を用意していくことがとても大切です。
お洗濯
まず、朝起きたらお洗濯しましょう。親が家事をしているところを、子どもに見てもらいましょう。じーっと見ていたら大チャンスです。次第に子どもが興味を持って、手を出してくることでしょう。
そんな時には、うまくできなくてもやめさせないでください。子どもの「やりたい」を大切に、手伝ってあげましょう。洗濯物を洗濯機に入れる、回す、取り出して干す。乾いたら取り込んで畳む、しまう。洗濯1つでもたくさんの活動になります。
掃除機がけ
お掃除、今思うとうちの子はかなり小さい頃から興味を示していたのに、もったいないことしたなぁと思ってしまいます。それほど、掃除機大好きなんですよね。
大きな音でも、嫌がりませんでした。むしろ気にして、歩ける頃にはすぐついて歩くほどです。そして、あのコードを巻くボタン、あれはみんな大好きすぎますよね。
私がモンテッソーリを知ってからは、出来るだけ子どもにやってもらおうとあまり手出しをすることはありません。こちらがあれこれしなくても、子どもはよーく観察しているのです。もちろん親の癖もです(笑)
ちょっと荷物を持ったままだったから、足でドア閉めちゃえって1回やっただけで、すぐ真似をする。そんなことありませんか?子どもはそれだけ親のあなたに興味深々なんですよ。
お風呂掃除
私の場合は、夏にとっておきの作戦、お風呂掃除です。水遊びがてら、スポンジを一緒に持ってゴシゴシします。足を滑らせないように注意してくださいね。
夏なら失敗して水がかかっても安心できます。毎日やっても飽きない、とっても楽しいお仕事です。
ここでポイントです。子ども専用の使いやすい道具を用意すること。石鹸は子どもにも大丈夫なものを使用すること。子どもにお仕事を夢中になってもらう為の環境作りは必須です。
まとめ
モンテッソーリ教育をご紹介してきましたが、いかがでしょうか。私は実際にやってみて、子どもがとてものびのびしてきたので、やってよかったなと思っています。
皆さんも、簡単なものからモンテッソーリはじめてみませんか?