ざっくり言うと
- お持ちのウォルドルフ人形に合わせた、大きめの長方形の生地を用意します。
- 半分に折り、真ん中の部分を頭が入るくらいの大きさの穴を開けます。
- 生地を広げて穴の周りを内側に縫います。(ゴム通し口を縫わずに残すことを忘れずに)
- 裏返しにし、人形に着せて、体にそうよう腕の下から脇にかけて縫います。
- 一度脱がせ、縫ったところに沿い裁ります。
- 首元にゴムを通して、裏返しを直せば出来上がり!
- キッチンペーパーやいらない紙などの柔らかい紙を4枚ほど用意し、正方形に並べセロハンテープで止めます。
- 半分に折り、真ん中に頭が入る穴を開け、人形に着せます。
- 首元がずれないよう固定し、腕と体のラインを余裕を持って下書きします。
- 一度人形から脱がし、四つ折りにし下書きに沿って切ります。
- 切り終えたらもう一度人形に着せて、体に沿っているか確認します(ここできちきちになりすぎていたら作りづらくなるので、もう一度やり直しましょう)。
- ワンピースの形になったら、人形から脱がし広げ、厚紙に移し書きします。
- この時、縫い代(ぬいしろ)を計算し全体を1.5cmほど広く書きましょう。
- 忘れがちなのが、首元なので、1.5cmほど広く穴を開けましょう。
- まずは簡単なワンピースから始める
- 型紙を作って様々なお洋服を作ってあげる
- 着せ替えごっこ遊びができる
- 子どもと人形のペアルックができる
- 難しいと思っても挑戦してみる
- 手作りの温かみを与える
ウォルドルフ人形は、見た目がとってもシンプルな、昔ながらのカントリー人形です。
ママ心としては、せっかくお人形も作ったんだし服もかわいいものを手作りしてあげたいと思うのは当然ですよね。
この記事を読めば、簡単に人形用の服を手作りすることができます。できるだけわかりやすく服の作り方やメリットなども説明していきます。
ウォルドルフ人形の服を手作りしよう!
実際のところ、子供服でもそうですが、お洋服を手作りするのはとても難しいことですよね。ですが、実際やってみると意外と簡単なことだと気づかされるでしょう。
一番簡単なワンピースから、型紙を使った応用まで紹介します。
ウォルドルフ人形の簡単なワンピースの作成方法!
まずは、ワンピースの簡単な作り方を紹介します。
袖が切りっぱなしになり気になる方は袖も内側に縫いましょう
自分のウォルドルフ人形に合った型紙を作ろう
ウォルドルフ人形は、インターネットで検索すると、注文して作ってくれるという方もいらっしゃいますが、基本的には自分の子どもにはママやパパが心を込めて作っている場合が多いと思います。
なので、子ども服を作る時のようにインターネットに型紙がゴロゴロ落ちていうということにはなりません。
作ればいいんです。やっぱり手作りと聞くと難しく考えがちですが、実際にはそんなに難しくありません。
順を追って説明します。
文字に起こすと難しそうですが、そんなことありません。意外と簡単なので参考にしてください。
型紙を有効活用しよう!
型紙が完成すれば、ワンピースはもちろんですが、Tシャツやスカート、可愛いフリル付きのペチコートなども作れてしまいます。
いろんな種類のお洋服を作って子どもに喜んでもらえると、自分も嬉しいですよね。さらには、子どもが6歳くらいになると、一緒に作るということもできますので、親子のコミュニケーションにもつながります。
ウォルドルフ人形の型紙や服の出来上がり動画紹介
文字だけではやはり、少しわかりづらいところもありますよね。写真や動画の紹介をいくつかしていきます。
上達すればこちらのようなものも作れるようになります。とっても可愛いですよね。
ウォルドルフ人形の服を手作りするメリットとデメリットについて
何をするにもメリットデメリットはつきものですが、今回の場合は圧倒的にメリットの方が多いでしょう。
手作りするメリット
一番のメリットとしましては、子どもと人形がお揃いの服を作ることができます。「人形の服作れたけど、子供服なんて作れないよ〜」と思うかもしれませんが、原理は基本的にお同じです。
参考にこちらの記事をどうぞ。
このように、自分のお気に入りの人形とお揃いの服を着れると、子供心としてはとても嬉しいものです。ママやパパが子どもたちとペアルックでお出かけしたい気持ちと同じです。
さらには、お友達と遊ぶ時や、一人遊びの時でも、「着せ替えごっこ遊び」ができ、服の種類が多い方が遊び方のバリエーションも増えるでしょう。
そしてもう一つ。手作りなので、他に同じものが存在しないという特別感が生まれ、人形(物)を大切にするという気持ちが生まれるのです。
手作りするデメリット
デメリットとしましては、人にはどんなことにも得意不得意がありますから、裁縫が苦手だという方にとっては、人形の服で、やってみれば簡単だと言いますが、難しくできない人もいると思います。
ですが、そこは可愛い我が子のためと思って少し不格好でも構いませんので挑戦してみてください。
こちらの本を参考に作ってみてはいかがでしょうか。
ウォルドルフ人形とは?
ウォルドルフ人形とは、”ルドルフ・シュタイナー”のシュタイナー教育から生まれ、ドイツを中心に広まりました。シュタイナー教育につきましては、以下の記事を参考にしてください。
ウォルドルフ人形の特徴
ウォルドルフ人形は、手作りを推奨しています。手作りで時間や手間をかけることにより物を大切にする心が生まれ、さらには自分だけの唯一無二の人形になるのです。
素材は天然の物を使い、植物で染色した生地を使いましょう。天然素材を使う理由としましては、子どもが遊んでいる時に口の中に入れても大丈夫なように、安心・安全のためです。
人形に詰める綿も羊毛を使います。ことのき、なるべくパンパンになるようにつめます。そうすることによって、人肌に近づき、適度な温かみを感じることができます。
目や口はなるべく小さく、シンプルな作りにします。小さくすることにより、人形には表情が生まれず、子供の心情に合わせた表情に見えます。子供の感情を受け止める大切な役割を果たします。
子どもが様々な感情を発散する時に人形が必要になります。人形は大切な子どものサポート役です。
ウォルドルフ人形の遊び方
基本的には、遊び方はなく、子どもの発想力により自由に遊ばせましょう。自由に遊ばせるためにも、口に入っても安全なように天然素材を使用したり、頻繁に洗濯をできるような素材で作りましょう。
さらには、子どもの年齢により、遊び方は異なってきますので、年齢に合わせた大きさのウォルドルフ人形を作りましょう。
ウォルドルフ人形のお洋服を通販で購入したい方はこちらの記事をどうぞ。
まとめ
いかがでしょうか。簡単なワンピースだと生地さえあればすぐに始められるのではないでしょうか。
始めは確かに大変ですが、どんなことでも慣れてくれば苦手意識は薄れますし、上手にできるようになります。
ぜひ、この記事を参考に、愛する我が子にウォルドルフ人形の服を手作りしてみてはいかがですか。