ざっくり言うと
- 年少・年中の成長に合わせた最新のプログラミング教材
- 楽しんで学べる上、スクール内装がおしゃれで通うのが楽しくなる
- 少人数で1時間の濃い授業の割にお月謝はそこまで高くない
「小学校でのプログラミング授業の必修化」はご存知の方も多いでしょう。2024年には大学入学共通テストの科目としてもプログラミングの導入が検討されており、プログラミングは国語・算数・理科・社会・英語と並ぶ積極的に学んで、親もサポートすべき科目になってきているのかもしれません。
私自身がIT業界で働いていることもあり、プログラミングの知識、経験、考え方はこれからの時代を生きていくためにますます必要で、たとえエンジニアにならなくてもプログラミングの勉強は無駄にはならないと思っています。息子にも将来授業や受験、仕事でプログラミングが必要になった時に抵抗感なく楽しんで取り組めるように、幼少期からプログラミングに慣れていけるようなスクールを探していました。
そんな時広告でCotoMiraiさん(https://www.kids-mirai.jp/)を見つけ、ビスケットという教材の体験レッスンをzoomで受けました。その時の先生の教え方がとても上手で保育園の戦士のように優しく、子供もとても楽しかったと言っていたのでCotoMiraiさんに年少の6月頃から通いはじめました。そこから現在まで2年間通っており、その間にどのような内容の授業を受け、どう子供の成長を感じたかレポートさせていただきます。
年少・年中の成長に合わせた最新のプログラミング教材
(1)はじめの一歩コースで様々な教材に触れた年少期
年少さん3歳の6月に入会しましたが、最初は「はじめの一歩コース」というコースに通いました。こちらのコースは月2回、全12回で6ヶ月のコースなのですが、毎回違うプログラミングトイを使ってプログラミングの考え方を遊びの中で学んでいくようなコースです。
市販のプログラミングトイを使う回もあれば、CotoMiraiさんオリジナルの教材を使うこともあるようです。デパートやトイザラスなどでもプログラミングトイに近いおもちゃは見かけますが、それをしっかりプログラミングの考え方が身につくように親が教えるのは難しいでしょう。オリジナルの問題、徐々にレベルが上がっていくような問題も用意してあり、毎回楽しみながら高度なチャレンジをしていました。
こちらのコースはとにかく、遊びの中でプログラミングの考え方を身につけるというもので、年少だった息子にとっても毎回先生とプログラミングトイで遊ぶような感覚で、とても楽しく通うことができました。
(2)ビスケットでたくさん絵を描いていろんな動作を学んだ年少〜年中期
はじめの一歩コース完了後はビスケットというコースに進みました。こちらは無料でダウンロードできる「ビスケット」という子供向けプログラミング教材を使うコースです。
月3回全18回のコースで、毎回新しいテーマを一つずつ学んでいきます。最初は簡単な動き(右から左に動く 等)から、卒業が近くなると複雑な動き(ぶつかると消える、変わる 等)も一人で作れるようになっていました。
このビスケットには本当に感謝しており、息子は家に帰ってきてもずっとオリジナルの作品をいつも作っていました。自分で書いた絵を使って作品を作りますが、無限に様々絵を描けるので、お絵かき✕プログラミングという感覚で自分が書いた絵が動いたり、他の絵とぶつかると形が変化したり、音が出たり、消えたりとどんどん世界が広がるのが面白いようでした。
ビスケットを半年以上かけて学んだことで、最初に学ぶべきプログラミングの構造(何かを命令したらその通りに動く)というところが身につき、次のスクラッチJrコースに難なく進めたかと思います。
(3)スクラッチJrでプログラミング言語の組み立てに近いものを理解しながら動作を学ぶ年中〜現在
スクラッチJrは年中の秋頃からスタートしました。ビスケットとの違いは一回の命令ではなく、命令がどんどん繋がっていきより、よりプログラミングに近い構造になっています。動かす対象や作品自体を自分で描けるという点は同じなので、とにかく絵を書くことが好きな息子はスクラッチJrもとても気に入っています。
スクラッチJrの方が、命令がより複雑で、様々な仕掛けや微調整ができることから高度な作品が作れます。まだ習っていませんがゲームなども作れるようです。
先生の教え方が上手く子供が楽しんで学べる
(1)先生が幼稚園保育園の先生のように優しく教えてくれる
ここは大事なポイントだと思います。年少・年中レベルだとふざけちゃったり、1時間の授業に集中できなかったりすることもあるでしょう。CotoMiraiさんが素晴らしいのはどの先生もとても優しく、幼児期の子供を授業に集中させてくれることです。
家から六本木までは近いわけではないので、もう少し近所のスクールも検討したのですが、小学生メインか幼児期でも年長以上向けのようで年少から通うには難しいと感じていました。なのでCotoMiraiさんは特に年少・年中から通うのであれば先生の幼児期の子供に対応する能力が高いのでおすすめです。
(2)スクールは六本木にあり、内装はイケてるIT企業オフィスのような空間でワクワク
スクールは六本木にあり都内近郊に住む人には立地が良いです。また、他のスクールと比べてもおしゃれな内装だと思います。途中からYogiboもたくさん置いてくださり、リラックスしながらプログラミングを学べていると感じます。プログラミングトイは広い場所でトイを動かすこともあるので、広いスペースがあって空間がおしゃれでリラックスできるのはポイントが高いと感じました。
たまに発表会なども開催してくれますが、子どもたちが自分の作品をモニターに映して説明する姿はまるでIT企業でのプレゼンのようでそこもまたかわいいです。
少人数制の割にお月謝は高くなく、費用対効果が高い
(1)少人数のレッスンの割にはお月謝が良心的なのでお得感アリ
はじめの一歩コースは息子1人、ビスケットとスクラッチJrは2人で受けてきて、先生が一人ついてくださっており、毎回とてもじっくりと見てくださっています。息子は話すのが好きなのですが、かなり会話しながらいつも課題を進めているようです。
スクラッチJrの毎回の課題を見ると4~8個くらいの新しい課題があるのですが、1時間の中でどれもしっかりと課題通りに作り、先生のフィードバックが記載されています。一回のレッスンが3500円程度と考えるとお得だと感じます。
(2)復習しやすいプリントがあり家でも1人で黙々と経験を積んでいく子供
1時間のレッスンで終わりではなくiPadがあれば家でも自分でどんな作品でも作れます。私は家でプログラミングを教えていないのですが、レッスンで習ったやり方を応用して家でも一人で黙々と作っては出来上がると見せてくれる息子。
タッチしたり、スタートボタンを押したりするとプログラミングが動き始める仕組みがあるので、できると私にスタートするようにと見せてくれます。 家でも引き続き自分でプログラミングしていることを考えると、授業で吸収したことを使って継続的に成長できるので、レッスン代に対して費用対効果が高いと感じています。
まとめ
プログラミングを仕事で使っている人は分かると思うのですが、実際に動かした時に「あ、なんか違うな」と思うとプログラミング言語を修正したり、Bugがあると直したりしますよね。息子もそれに似ていて、自分が作りたい動きになっていないと何度も言語のページに戻ったり、実行ページに戻ったりを繰り返しています。これが苦にならず楽しんでおり、最終的に完成した時には大喜びで見せにきてくれます。
そんな感じで継続的に続けられていることから、「将来的にプログラミングに抵抗感がない」の目標には問題なく進めているのではないかと思っていますし、習い事の中ではプログラミングが一番好きと言っているので、CotoMiraiさんには本当に感謝しています。 ここまでお読みいただきありがとうございました。年少・年中からプログラミングの教育をスタートしたいという親御様のご参考になればと思います。