【お出かけスポット】筑波研究学園都市で幼児も楽しめる体験施設を筑波大卒ママが紹介【つくば】<前編>

ざっくり言うと

  • 初めて子連れでつくばを訪問するなら、おすすめは「つくばエキスポセンター」
  • 五感で体感できる、車で10分圏内の「地図と測量の科学館」と「筑波実験植物園」
  • つくばの体験施設巡りは、緑豊かな街並みをお散歩気分で楽しもう

筑波大学*があるつくば市の筑波研究学園都市は、官民の研究・教育機関や企業などが集まった日本最大級の研究開発拠点です。多くの研究所や研究施設が、研究成果を見学・体験できる常設展示場や体験イベントを運営・実施しています。科学の原理や最新技術を楽しみながら学ぶことができる環境といえるでしょう。

そんな環境の素晴らしさに私が気付いたのは、筑波大学を卒業してつくば市を離れてから。なんてもったいない!! 学生時代の失敗を取り返すため、私はわが子を連れて筑波研究学園都市のいろいろな体験施設を訪れています。学生時代には見過ごしていたつくば市の緑豊かな街並みの美しさも、親となってようやく感じることができました。

この記事では、幼児でも楽しく学べる筑波研究学園都市の体験施設を、子連れで安心して歩ける街並みの秘密、ヒーロー好きが喜ぶスポットなどとともに紹介します。

*筑波大学のキャンパスは、茨城県つくば市の筑波キャンパスと東京キャンパス文京校舎があります。

最初のつくば訪問におすすめ つくばエキスポセンター

初めてつくば市を親子で訪れるなら、つくばエキスポセンターをおすすめします。

つくばエキスポセンターは、1985年に開催された「国際科学技術博覧会(科学万博―つくば’85)」を記念して万博終了後に再オープンした科学館です。

私たちのふだんの生活の中に潜む科学の原理の体験や、ロボットや電気自動車など最新技術を見ることができます。屋外展示場の高さ50mの「H-IIロケット実物大模型」は、つくば市のシンボル的存在。プラネタリウムや3Dシアター、お土産にうれしい宇宙食や科学グッズなどがそろったサイエンスミュージアムショップ、お子様メニューも充実した「ほしまるカフェ」もありますよ。

アクセス抜群! 子連れで歩きやすいペデ、図書館・美術館・公園に隣接

筑波研究学園都市の中心部に位置するつくば駅と東京・秋葉原駅を快速で45分間で結ぶつくばエクスプレス(TX)が2005年に開通しました。 

TXが開通したとはいえ、まだまだつくば市は車社会です。後述の研究所や研究施設に訪問するには、車での移動が便利。車をお持ちでない方は、可能ならばレンタカーのご利用をご検討ください。研究学園都市は計画的に開発されたので、広くて直線の道路が多く、運転が久しぶりの方でも運転しやすいでしょう。施設巡りに便利なサービスは、<後編>で紹介します。

つくばエキスポセンターは、TXのつくば駅からも、バスターミナルであるつくばバスセンターからも徒歩5分。車社会のつくばにおいて、抜群のアクセスの良さを誇ります。

しかも、つくば駅・つくばセンターとエキスポセンターは、「ペデ」「ペデストリアン」と呼ばれる歩行者自転車専用道路(ペデストリアンデッキ)でつながっています。ペデは車が通らない道なので、幼児とも歩きやすいですよ。総延長約48キロメートルに渡って町中をつなぐペデは、筑波研究学園都市開発の特徴の一つです。


手前の街路樹が並んだ道が、ペデです。広くて緑が多くて、歩くだけでも楽しいでしょう。写真奥に見える山は、筑波山です。

さらに、つくばエキスポセンターに隣接するつくば市立中央図書館や茨城県つくば美術館、つくば市中央公園にもペデで移動することができます。幼児は移り気で飽きやすい時もあるから、つくばエキスポセンターからほかの施設にすぐ移動できるのは助かりますね。つくば市中央公園には遊具はありませんが、桜や紅葉も美しく、池もあって散歩が楽しい公園です。

電車にもバスにも近隣施設にもアクセスしやすいつくばエキスポセンターは、幼児を連れて初めてつくば市を訪問する方にまずはおすすめしたいスポットです。駐車場もあります。

特撮ヒーローのロケ名所・つくばセンター広場も近い

つくばエキスポセンターからペデを歩いて約10分のつくばセンター広場は、特撮ヒーロー番組などの撮影でよくつかわれます

こちらの記事の写真も、「あのシーンの場所だ!」と分かりやすいですよ。

月刊いーじーぷれすウェブサイト 「そこにある茨城ロケ地ガイド『つくばセンター広場』」

ホテル日航つくばはつくばセンター広場に面していますので、ヒーロー好きなお子さんと宿泊したらつくばセンター広場でヒーロー気分を満喫できるでしょう。

五感で体感して学ぼう!! 地図と測量の科学館と筑波実験植物園

次に、五感で体験できるから幼児にも楽しく学べて、車で10分圏内と行き来しやすい2つの施設、「地図と測量の科学館」と「筑波実験植物園」を紹介します。2つの施設にはさまれた筑波大学にある、休憩で立ち寄りたくなる店舗にも注目です。

地球の丸さを体感! 地図と測量の科学館

地図と測量の科学館は、地図や測量の歴史、原理や仕組み、新しい技術などを楽しく学べる、国土地理院による施設です。

館外の「ちきゅう広場」には地球の丸さを実感できる「日本列島球体模型」、館内には専用メガネで立体的に見える「日本列島空中散歩マップ」が展示され、幼児でも楽しく遊びながら地図を体感することができます。

つくば観光大使のInstagramでも、「日本列島球体模型」や「日本列島空中散歩マップ」が紹介されています。

マップメモ、地図扇子や地図記号クッキーが人気のミュ-ジアムショップで、お土産選びも楽しいですよ。

世界中の植物が見られる、筑波実験植物園

筑波実験植物園は、国立科学博物館の実験研究植物園としての役割を果たしています。その敷地は東京ドーム約3個分で、温室はなんと4つ! 広い敷地の室内外で、日本国内・世界各地の植物を見ることができます。初夏のクレマチス園公開、秋のきのこ展、夜の天体観望公開など、さまざまな企画展やイベントも行われています。

わが家が最初に筑波実験植物園を訪問した季節は、冬。咲いている花が少ないように感じて、色とりどりの花が見たいと春に再訪しました。冬でも十分楽しかったのですが、花をたくさん見たいなら別の季節に訪れたほうがいいかもしれません。

スターバックスは学外者でも利用可能、休憩するなら筑波大学

地図と測量の科学館と筑波実験植物園に間にはさまれているのが、筑波大学です。

学内の中央図書館*の入り口にあるスターバックス筑波大学中央図書館店は学外者でも利用可能前述のペデは筑波大学のキャンパス内にもつながっていて、大学関係者以外でも学内に出入り可能です(大学の建物は、関係者以外立ち入り禁止)。

スターバックス筑波大学中央図書館店の北側にある池周辺は、筑波大学随一の「映えスポット」。

地図と測量の科学館や筑波実験植物園を訪問した際の休憩に、筑波大学内のスターバックスに立ち寄って、学内散歩もしてみませんか。

スターバックスを訪れるには、車なら駐車証の発行には中央口案内センター、路線バスならバス停は筑波大学中央または第三エリア前が便利です。学外向けの広報施設である筑波大学ギャラリーは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休館中です(2022年8月現在)。筑波大学の学園祭「雙峰祭」は、毎年11月初旬に開催されます。

*筑波大学の図書館は、筑波キャンパスの4館(中央、体育芸術、医学、図書館情報学)、東京キャンパスに1館の合計5館あります。

まとめ:緑豊かなつくば市をお散歩気分で、幼児と体験施設巡りを楽しもう

都市計画に基づいた筑波研究学園都市は、緑豊かな環境と生活しやすい都市インフラが整備され、幼児を連れておでかけしやすい街です。研究所や研究施設の成果を見学・体験できる施設には、五感で体感できるものも多いので、幼児も楽しめると思います。

子どもが科学に興味を持つためには、まずは楽しいと感じられるように心がけましょう。そもそも、幼児教育とは遊びを通して学ぶものです。科学の原理や最新技術はむずかしくて理解できなくても、体験施設を訪問して子どもが「楽しい」と思えば、将来子どもが科学に興味を持つための後押しになるでしょう

緑豊かで美しいつくばの街並みを親子で散歩するぐらいの感覚で、研究施設巡りをしてみませんか。

<後編>では、JAXAの筑波宇宙センターなどの子連れにおすすめしたい施設とともに、移動や情報収集に便利なサービス、立ち寄りたい観光地なども紹介します。お楽しみに!

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