【育児本】慶應大卒ママが選ぶ、本当に役立つ育児本おすすめ3冊!

ざっくり言うと

  • 育児本が多すぎて、どれを読むべきかわからない人が続出
  • 應大卒で保育士でもあるママライターが50冊を超える育児本の中から使える3冊を厳選
  • 育児本選びのポイントは「理論<実践

「育児本って必要なの?」と思っているママたち、結構いると思います。

私の場合は、お教室に通うより料金は安く済むし、おうちで実践できることがあるなら…と口コミや評判を調査して様々な本を読み漁りました!

が、ベストセラーやロングセラーだからと言って必ず育児に役立つかと言われると「?」ということもしばしば。
今回の記事では、そんな私が出会った、今すぐ!そして本当に役立つ育児本を厳選してご紹介します。

育児本多すぎ問題

妊娠を周りに告げた時、私の周りの教育熱心なハイスぺママたちから、「子供が生まれたらゆっくり読書出来ないから、先に育児本を読んだほうが良いよ!」と様々な書籍をおすすめされました。
本屋や図書館に行ってみると、育児コーナーには膨大な量の育児本が…!世の中にこんな沢山の育児本があることに驚き…というのが率直な感想。その量に読む気が早速失せてしまいましたが、とりあえずおすすめ中心に片っ端から読んでみました。…気づいたらその数なんと50冊を超えていました!

その中で「読んでおいて損はない!」という書籍を厳選して3冊ここではご紹介します。
とりあえずこの3冊を読んでおけば、生まれてすぐ知育を実践できるかなあと思います。

おすすめ3冊のレビュー・感想

(1)東大卒ママたちに教わる、「東大脳」を育てる3歳までの習慣

東大卒ママの会という「東京大学卒業(2011年~2012年度)の現役子育てグループ」が書いた育児本。値段は1,210円。

書いてあること自体は特に新しいことではなく「まぁそうだよね」という感じですが、実生活でどのように子供と接したらいいかということが分かりやすく書かれています。

「“ながら”育能」「“意識して”育能」「育能の心得」という3つのパートに分かれており、0~3歳の年齢ごとに取り入れやすい子供への働きかけが紹介されています。

例えば、語りかけの方法として、子供と車を見た時に「×車だね!」ではなく「○赤い車だね!」と、形容詞をつけて語りかけることが大切であり、その理由として、①子供が単語を覚えて使えるようになるには、その単語を異なるタイミング、使い方で13~15回聞く必要があり、②いろいろな形容詞と一緒に聞くことで、子供はその単語の使い方を覚えるからとのこと。納得。

「なるほど、そんなちょっとのことか!」という知育のコツが計64ネタも書かれており、これを読むと「東大卒ママの子供たちもきっと東大に行くんだろうな~」と勝手に納得してしまう内容です。

(2)0~2歳あそびかた事典 ーいっぱい笑う すくすく育つー

幼児教育専門家で日本キッズコーチング代表の竹内エリカ氏の著書です。値段は1,540円。これもかなり実践的。

子育てで重要視されている要素の非認知能力を育てるための遊び方が具体的に数多く紹介されています。初産かつ子供に不慣れな私もこれをみて「へぇ、こんな感じで子供と遊べばいいのか!」と視覚的にとらえることができました。イラストも可愛くてのほほんとします。子育てに縁遠いパパにも一読してもらう価値あり!

また、「お着替えの習慣をつける」「すぐに泣き止むようになる」等の目標を達成できる「遊び」の組み合わせまで紹介されていて、楽しいだけでなくしつけにも繋がるという一石二鳥っぷり!

「東大にいれたい!」「医学部にいれたい!」みたいなゴリゴリ知育ではないところもお気に入りの理由です。0歳から知育教室にいれたからといって、一流大学いけるとは限らないのだけど、その点勘違いしているママが世の中には沢山いると聞いたことがあります…(確かに有名大学卒のハイスぺママたちはそんな無駄なことはしてなくて、赤ちゃんの間は家庭の中でちょっとした工夫をしていることが多い印象です)。

(3)0~1才地頭がすくすく育つ クボタメソッド赤ちゃん脳トレ

こちらはいわずと知れた“脳科学おばあちゃん”久保田カヨ子氏と京都大学名誉教授でもある夫・久保田競氏の著書です。値段は1,210円。幼児教室の「くぼたのうけん」が有名ですよね!(※回し者ではありません)

私はケチなので、幼児教室のメソッドをなるべく自身がおうちの中で実践したいと思っていて、まさにそのための書籍!という感じです。

これまでも本のタイトルは微妙に変わっているものの、似た内容で重版されているシリーズです。

子供の発達にあったスキンシップの方法が、写真付きで大変わかりやすく書かれています。また、0~1歳というまだ話せない段階でのスキンシップ方法にフォーカスしており、賢い脳の土台作りができそうです。どの遊びが子供のどういう能力を鍛えるかという解説付きで、保育士の勉強でも出てこないような話なので、勉強になりました。

幼児教室に行く前に取っ掛かりとして読んでみても良いかもしれません。

育児本選びのポイント

育児本の選ぶポイントをよく聞かれますが、私は「すぐに実践できるか」という点を重視しています。

沢山の研究データや最新の教育理論が掲載されている育児本も勉強になるので読むのは好きですが、その理論をなかなか子育ての現場に落とし込めないという問題があります。よって、「理論<実践」という点を重視しつつ、子供の月齢に応じた育児本を参考にしています。

子育てに正解はありません。子供の個性によって、各家庭子育ては違いますし、良い悪いはあくまでも結果論であり、十人十色ならぬ、十人十育(笑)

私自身も育児本に振り回されず、エッセンスを少しでも自身の育児に取り入れていければ良いなぁと思っています。

そういう意味でも、今回ご紹介した3冊はエッセンスを取り入れやすいのでぜひ参考にしてみて下さい!