ざっくり言うと
- 【特典1】お申込みから、子どもが12歳になるまで毎年、dポイント3000ポイントがもらえる!
- 【特典2】通常5GBのクラウド容量のところ、子どもが小学校卒業まで+50GBのクラウド容量を無料で利用できる!
- 【特典3】お申込みから最大で13ヶ月の間、写真をアルバムに出来るサービス「dフォト」が無料で利用できる!
「ポイントがどんどん貯まる!」と、財テクとしても評判の『ドコモ子育て応援プログラム』そのお得さから、利用しているドコモユーザーさんも多いのではないでしょうか。
ただし、加入条件は小学生以下の子どもがいること。子どもが中学生になれば、お得なサービス期間も終わります。また、プログラムの特典の中には、それ以前に無料期間が終わるものも含まれています。
そこで今日は『ドコモ子育て応援プログラム』の解約について、実際に解約する方法と、解約前に気をつけるべきポイントについて、調べてまとめてみました。
目次
『ドコモ子育て応援プログラム』の特典おさらい
解約方法を説明する前に、一部解約し忘れなどの抜け漏れがないように、解約手続きの対象となる『ドコモ子育て応援プログラム』の特典について、一緒におさらいしておきたいと思います。
『ドコモ子育て応援プログラム』とは、小学生以下の子どもを持つパパさんママさんが申し込むと、3つの特典を受けられるドコモユーザー向けのサービスのことです。
お得な特典は、以下の3つです。
通常、50GBのクラウド容量を追加で利用する場合、月額400円がかかります。また、dフォトのサービスで毎月フォトアルバムを作成するとしたら月額280円がかかります。dポイント3000ポイントが毎年無料でもらえることも考えると、3つの特典を合わせれば、1年でおよそ1万1千円に相当する特典を受けることが出来るお得なサービスと言えます。
サービスの対象者は、以下の通りです。
日本国内に住所を有する、12歳以下かつ小学生以下のお子さまをお持ちの親権者または扶養者で、以下の適用条件をすべて満たす個人契約のお客さま
《適用条件》
・「カケホーダイプラン」「カケホーダイライトプラン」「シンプルプラン」または「データプラン」をご契約されていること
・「パケットパック」または「シェアオプション」をご契約されていること
・dポイントクラブ会員であること
・PDF「ドコモ 子育て応援プログラム」会員規約(PDF形式:244KB)に同意し、お子さま情報を登録いただけること
適用条件は、ドコモユーザーさんなら、ほぼほぼ該当する内容のようです。
中には勘違いをされている方もいるようなので、あらためて確認しておきますが『ドコモ子育て応援プログラム』は、親1人がドコモユーザーであれば申込みが可能です。小学生の子どもと親子でドコモの携帯を持った時に、自動で加入するプログラムではありません。
そのため、最初に小学生以下の子どもがいることを申込みの時に証明書などで証明する必要があるようです。
ちょっとひと手間には感じますが、それさえ済めば、長くお得に利用できるので、申し込みをするメリットの方が大きいように感じます。
『ドコモ子育て応援プログラム』解約のタイミング
『ドコモ子育て応援プログラム』の3つの特典は、それぞれ対象期間が異なるので、解約のタイミングには注意が必要です。
特典ごとにその解約の必要性を見ていきましょう。
【特典1】のdポイントの付与は、一定期間、ドコモから自動で付与されるものなので、特にユーザーから解約申し込みは必要ありません。
解約手続きが必要なのは、
- 【特典2】追加クラウド容量オプション
- 【特典3】dフォト
の2つです。
【特典2】の追加クラウド容量オプションの解約のタイミング
まず、『ドコモ子育て応援プログラム』の【特典2】の追加クラウド容量オプションの解約のタイミングについて説明します。
通常、ドコモユーザーには5GBのクラウドが無料で使えるようサービスとして提供されています。『ドコモ子育て応援プログラム』では、さらにプラス50GBが無料で使えます。
無料期間は、子どもが小学校を卒業するまでです。(3月末まで)
もし無料期間内に解約手続きをしなかった場合、無料期間終了後は、クラウドを使っているいないに関わらず、自動的に月額400円で同じ容量(50GB)を継続利用する契約内容となります。
もし、有料になるまえに解約をしたいのであれば、子どもが卒業する3月以前に解約手続きをする必要があります。
ただし、この時に1点注意が必要です。
サービスを解約した場合も5GBまでは無料でご利用になれます。5GBを超えて保存されているデータは解約と同時に消去されてしまいますので、解約をされる前にあらかじめお客さまご自身でデータのバックアップや退避していただく必要がございます。
つまり、ドコモのクラウドは『ドコモ子育て応援プログラム』の容量オプションを解約した時点で、たとえ5GB以上の写真や動画が保存されていたとしても、解約と同時に消えてしまうのです。
解約前に、クラウドの中身は必ず確認しましょう。
現時点で保存している容量は、「My docomo」にて確認することができます。必ず解約前にチェックを!
【特典3】のdフォトの解約のタイミング
次に、『ドコモ子育て応援プログラム』の【特典3】のdフォトの解約のタイミングについて説明します。
dフォトは、写真プリント・アルバムサービスで、毎月1冊無料でフォトアルバムを作ることができます。(dフォトは、以前は「フォトコレクションプラス」というサービス名です。)
無料期間は、申込みから最大13ヶ月です。
もし無料期間内に解約手続きをしなかった場合、無料期間終了後は、自動的に月額280円で継続利用する契約内容となります。
もし、有料になるまえに解約をしたいのであれば、「最大13ヶ月」以前に解約手続きをする必要があります。
ここで1点注意があります。
「最大13ヶ月」とありますが、無料期間が申込日起算ではなく、申込月起算であることに注意してください。
どういうことかと言いますと、例えば、1月1日に申込みをしたとしたら、無料期間は翌年の1月31日までになります。
しかし、1月31日に申し込みをしたとしても、無料期間は翌年の1月31日までとなります。たとえ1日だとしても、1月に利用可能日があるので、1月も無料期間の1ヶ月とカウントされてしまうんですね。なのでこの場合、実質ほぼ12ヶ月間の無料期間になります。
このカウント方法によって、無料期間の期限を勘違いしてしまってる人もいるかもしれないので、今一度申込日を確認してみてください!
ちなみに、無料期間終了の直前に、ドコモからお知らせメールも来ますが、写真をどうするかも考えないといけませんから、前もって確認しておいた方が安心だと思いますよ。
そもそも解約のタイミングを忘れちゃう…
さて、ここまで特典ごとの解約のタイミングについて説明して来ましたが、ここでちょっと余談です。
解約のタイミングは分かったけど、そもそもそのタイミングを忘れちゃう問題です。
最近アプリなんかでも多いですよね「1ヶ月間、有料会員と同じサービスを無料体験できます!」とか。私はわりとズボラなので、最初は「お得だし便利!」と思って申込んで使い始めるんですが、いつの間にか忘れちゃって、せっかくの無料体験期間が終わるお知らせがあって気づく、みたいなことが結構あります。
「気づいたら無料期間終わってて使えなくなった」ならまだしも、『ドコモ子育て応援プログラム』はお金がかかってしまうので、気をつけなければなりません。
無料期間が終われば解約しようと思っている方は、解約のタイミングを忘れないようにするのが肝心です。
解約のタイミング忘れ対策として、私が最近よくやるようにしているのは、携帯のカレンダーへのリマインドです。例えば、申込み手続きをしたタイミングで、その1ヶ月後のカレンダーに「ドコモ子育て応援プログラム:見直し」と入れておく等しています。
もしその時点で全然活用できていなければ、その時点から使い始めることができますし、もしくは、冷静になってみたらやっぱり使わないかなと思えば、その時点で解約してしまうことも出来ます。もしその時点でガッツリ活用していれば、解約期限の月に次のリマインドをセットしておくと良いかもしれません。
スケジュール管理は人それぞれかとは思いますが、解約のタイミングのチェックはお忘れなく!
『ドコモ子育て応援プログラム』解約の方法・流れ
それでは、『ドコモ子育て応援プログラム』の解約の方法を、実際の流れを画面と一緒に説明します。
解約するには、「My docomo」もしくはドコモショップの窓口での手続きが必要になります。
「My docomo」だとほんの数分で、簡単に解約手続きが済みます。もし、ネット関係がどうしても苦手であれば、ドコモショップの窓口に行きましょう。
「My docomo」は、パソコンでもスマホでも、どちらからでもアクセス可能ですが、今回はスマホの画面で流れを見ていきましょう。
- インターネットで「My docomo」を開きます。
- dアカウントでログインしてください。
※解約したいアカウントでログインするのをお間違いなく。パパさんママさんそれぞれアカウントを持っている場合は、『ドコモ子育て応援プログラム』に申し込みをした方のアカウントです。
- 画面右上の「契約内容・手続き」を開きます。
・下にスクロールしていきます。「コンテンツ使い放題/ドコモクラウド」の見出しが見えてきます。その下に「クラウド容量オプション」「dフォト(旧フォトコレクションプラス)」があります。
- 「クラウド容量オプション」を開きます。【特典2】の解約はこちらから。あとは表示に従って解約するだけです。
- 「dフォト(旧フォトコレクションプラス)」を開きます。【特典3】の解約はこちらから。こちらも、あとは表示に従って解約するだけです。
途中で表示される注意事項をよく読みながら、解約手続きを進めてくださいね。
解約する時に、忘れやすいポイント
『ドコモ子育て応援プログラム』解約時に忘れやすいポイントがありますので、追記しておきます。
『ドコモ子育て応援プログラム』は、子ども1人につき、パパさんママさんどちらか一人が申し込むことが出来ます。そのため、2人子どもがいる家庭では、パパさんママさんともに子育て応援プログラムに申し込んでいる可能性があります。
その場合は、2人とも解約が必要になってきます。また、申込時期がズレている可能性が高いため、解約し忘れには注意しましょう。
ソフトバンク『子育て応援クラブ』って知ってる?
ここまで『ドコモ子育て応援プログラム』についてまとめてきましたが、ソフトバンクでも新たに子育て世帯向けのサービスがスタートしましたので、簡単にまとめて紹介したいと思います。
2018年12月からスタートした、ソフトバンクの子育て世帯向けサービス名は『子育て応援クラブ』です。
ソフトバンクの『子育て応援クラブ』は『ドコモ子育て応援プログラム』と同様、小学生以下の子どもを持つパパさんママさんが申し込むと、3つの特典を受けられるソフトバンクユーザー向けのサービスです。
お得な特典は、以下の3つです。
- 【特典1】お申込みから、子どもが12歳になるまで毎年、子どもの誕生月に通信料金が割引される!(初回3000円、2回目以降1000円)
- 【特典2】お申込みから最大で7ヶ月の間「フォトブック」や「写真プリント」、「カレンダー」を毎月1つ無料で作成出来るサービス「myフォト」が無料で利用できる!
- 【特典3】お申込みから最大で7ヶ月の間、割引・優待特典を受けられるサービス「ライフエール」が無料で利用できる!
通常、「myフォト」「ライフエール」を利用しようと思うと、それぞれ月額300円がかかります。通信料金の割引が初回3000円割引なので、3つの特典を合わせれば、1年目は最大7000円に相当する特典を受けることが出来ます。しかも「ライフエール」で利用できる施設やサービスの割引額を考えると、実際は更にお得なサービスと言えます。
お得なサービスがいっぱいのソフトバンク『子育て応援クラブ』小学生以下の子どもがいるソフトバンクユーザーの方にはメリットがたくさんのお得なサービスと言えます。
ただし『ドコモ子育て応援プログラム』同様、ソフトバンク『子育て応援クラブ』の特典2・特典3も、無料期間終了後は自動で加入継続となるため、それぞれ月額300円の利用料がかかってきます。有料になるのはちょっと、という方は解約手続きもお忘れなく!
ドコモのクラウドに代わる写真・動画保存サービスは?
『ドコモ子育て応援プログラム』を解約に際し、これまでドコモのクラウドに保存していた写真や動画などのデータをお引っ越しさせます。
もし50GBの容量いっぱい使っていたのだとしたら、一苦労です。なかなか50GBも無料のクラウドサービスはありませんからね。
参考までにですが、いくつかドコモのクラウドに代わる、写真・動画の保存用のクラウドサービスをご紹介します。
写真は無制限!GoogleフォトとGoogleドライブ
私は普段、写真や動画の管理は、「Googleフォト」と「Googleドライブ」を併用しています。
写真は「Googleフォト」なら無制限で保存が可能です。保存すると自動的に日付ごとに並ぶので、携帯で撮った写真も、デジカメで撮った写真も、時系列で並ぶので便利です。
写真データは圧縮はされますが、画質は高品質のままなので、実際に少し引き伸ばして印刷したとしても、荒くなったという印象はありません。我が家のデジカメやビデオカメラは便利さ重視のコンパクトタイプですし、携帯で撮ることも多いので、問題はほとんど感じられません。
カメラにこだわりのある方で、元画像のまま保存がマストな方は、画質そのままモードを選択すれば可能ですが、その場合、容量の制限が有りになるのでご注意ください。
私は写真は「Googleフォト」に、動画は「Googleドライブ」を使用しています。ただし「Googleドライブ」には15GBまでという制限があるので、定期的に動画は整理する必要があります。
▶詳細はこちら「Googleドライブ」公式 記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
Googleが使えるようになったら、他にもいろいろと調べてみましょう!!
子育てに必要なサイトはこちらです。
AmazonやMEGAも!おすすめクラウドサービス
我が家がGoogleを使っていたので、先に紹介しましたが、実際ママ友に聞くと、結構みんな、さまざまに使っていました。一番多かった意見は、パパさん任せで分からないでしたが。
ママ友おすすめのクラウドサービスも簡単にご紹介します。
まず、「Amazon photo」Amazonのプライム会員なら、写真が無制限で保存できます。プライム会員ってほんとにサービスが多いですね。プライム会員の方は、せっかくなら利用されても良いかもしれません。
次に「MEGA」『ドコモ子育て応援プログラム』と同じ50GBが無料で使えるクラウドサービスです。ベースが15GBで、ユーザーの使用条件クリアで上乗せして50GBまで無料で使えるという仕組みなので、自宅のパソコンでそれが可能か事前にご確認ください。使用条件はあるにしても、50GBまで無料で使えるサービスは他にはないので、GB数重視の方はチェックしてみてください。
『ドコモ子育て応援プログラム』解約後の、データのお引っ越し先として、是非ご検討ください。
dフォトに代わる写真プリントサービスは?
解約するとは言え、dフォトは毎月アルバムを作れて、楽しいサービスでもあるんですよね。インスタを見ていると、すごく上手に活用しているママさんもいました。
私は旅行の写真をまとめたり、家族や友人へのプレゼントにアルバムを作ったりはするのですが、たまにまとめてやるって感じなのでこういうママさんたちはほんとに尊敬します!
でも、無料期間が終わるのであれば、他の写真プリントサービスやアプリもたくさんあるので、いろいろ見比べてみることをオススメします。
参考までにいくつかご紹介します。この機会に、是非ご検討ください。
- ALBUS(アルバス)
写真がましかくで可愛い!毎月8枚分無料プリントが出来て、アプリで簡単に選択出来るのが良いですね。
- しまうまプリント
年賀状プリントでもお世話になっている「しまうまプリント」。それなりのクオリティで、なんと言っても安いのがありがたい!
プランもたくさんあって、ハードカバーのプレミアム感のあるアルバムも作成できます。
- ノハナ(nohana)
フォトブックアプリなんてのも発見。これも毎月1冊無料で作れます。
写真の管理がパソコン中心かスマホ中心かで変わってくるのかな?スマホ写真がメインの人にはいいのかも。
ここで挙げた以外にも、写真プリントサービスはほんとにたくさんあります。ましかくが好きか、L版が好きか。パソコンで作業することが多いか、スマホで作業することが多いか、などなど。自分の好みに合わせて、サービスを選んでみてくださいね。
まとめ
- 『ドコモ子育て応援プログラム』の解約は、「クラウド容量オプション」と「dフォト」の2つを解約する必要がある
- 「クラウド容量オプション」は、子どもの小学校卒業までに解約
- 「dフォト」は、申込月から13ヶ月以内に解約
- クラウドサービスや写真プリントサービスは他にもたくさん!比較してみましょう。
いかがでしたでしょうか。
『ドコモ子育て応援プログラム』を解約する際は、解約前の下準備をお忘れなく!そして、それに代わるクラウドや写真サービスはしっかり吟味して選びましょう。