【幼児教室比較】4社体験し、慶應卒ママが選んだ幼児教室は?【体験レポート】

ざっくり言うと

  • まずは幼児教室に通う目的をはっきりさせることが大事
  • 七田式教室、イクウェル、くぼたのうけん、ベビーパークを比較
  • 入会したのは、子供も親も無理なく楽しく通える教室

「幼児教室」に通いたいけど色々あってどこを選べば良いのかわからないという方多いのではないでしょうか。

私は0歳から通える4つの幼児教室の体験レッスンに行き、そのうち1つの教室に入会をして子供を通わせています。今回の記事では体験レッスンの感想と入会した理由を紹介します。

まずは目的、立地で教室を絞る

子供を連れてあちこち行くのはなかなか大変なので、まずは体験レッスンに行く教室を絞りましょう。気になった教室へは資料請求をしていきましょう。教室によってはキャンペーンの案内がついてきます。

ここで大切なことは目的と立地です。

目的で大きいのは「幼稚園や小学校受験対策かどうか」だと思います。我が家は幼小受験の予定はなく、私の気分転換が1番の目的でした。また、コロナ禍の育児で遊び場が限られていたこともあり、他の赤ちゃんや大人と触れ合う機会を子供に与えたいとも考えていました。

立地については、所要時間はもちろんですが「ベビーカーや抱っこ紐でも行きやすいか」が重要ですね。

私の場合は習い事の1つという位置付けで子供がのびのび学べそうな場所がいいなと考え、くぼたのうけん、七田式教室、イクウェル、ベビーパークの4つの教室の体験レッスンに行くことにしました。

体験レッスンの感想・比較

(1)くぼたのうけん(生後4ヶ月)

くぼたのうけんの体験レッスンは有料です。実際のレッスンに参加します。クラス分けは近い月齢でされるそうで、同じ月齢の受講生の子と一緒にレッスンを受けました。

ママのための教室を謳っており、家でもできる発達に関する取り組みを教えてくれます。体験レッスンでは反射を利用して発達を促す取り組みや歌遊びを行いました。身体を動かすことが多いので教室が広めでした。一つ一つの取り組み時間が長めで、家でも再現できるよう先生がしっかりみてくれます。レッスンの先生とは別に専属で体験レッスンのサポートをしてくれる方が1人つくという手厚さでした。

先生のベテラン度が一番高い印象です。子供の様子をみて、足の指が閉じがちだから開くようマッサージしてあげてねとアドバイスをもらいました。よく見ていてくれるんだなと安心感がありました。

(2)七田式教室、(3)イクウェル(生後5ヶ月)

イクウェルは元々七田式チャイルドアカデミーという社名だったこともあり、この2校はレッスン内容が似ていました。そのためまとめてご紹介します。

七田式教室の体験は実際のレッスンの短縮バージョンで先生と1対1でのレッスンでした。イクウェルの体験は実際のレッスンでした。どちらも無料で体験レッスンを受けられます。

フラッシュカードやワークが中心で基本的に椅子に座って机に向かうスタイル(親の膝の上)でした。そのためくぼたのうけん、ベビーパークに比べて教室が狭めな印象です。

イクウェルはレッスン中に別室に移動して身体を使う時間がありましたが七田式教室ではありませんでした。もしかしたら本レッスンではあるのかもしれません。

両校ともクラス分けは年齢でされるとのことなので、早生まれの子はできないことが多くなるのではないかなと感じました。イクウェルでは半年違いの子とレッスンを受け、子供が出来ないことは親がやってみせるという流れでした。

ちなみに七田式教室では2校に体験教室の問い合わせをしましたが、その後のアプローチに温度差があったので教室によって違いが大きそうだなと感じました。

(4)ベビーパーク(生後6ヶ月)

ベビーパークは、ぼたのうけんと七田式系の中間の印象です。くぼたのうけん同様ママのための教室なので、家でもできる発達に関する取り組みを中心に教えてくれますが、フラッシュカードも行います。

ベビーパークの体験レッスンは2回に分かれています。共に無料です。1回目は1対1で先生とお話をする育児勉強会で、2回目にレッスンを受けることができます。育児勉強会ではベビーパークの方針や理念、レッスンについての説明をしてくれます。子供は教室を自由に動き回って良いと言っていたことが印象的でした。

そして後日、実際のレッスンに参加しました。月齢の近い子でクラス分けしているそうで1ヶ月違いの子と一緒でした。レッスン内容はフラッシュカードや手遊びうた、身体を使うプログラム等盛りだくさんで一つ一つの時間は短めな印象でした。

入会した教室と理由 

4つの体験レッスンを受け、我が家はベビーパークへ入会することに決めました。

通う目的が自分の気分転換だったこともあり、体験レッスンを受けてみて勉強よりも育児のサポート色が強いくぼたのうけんとベビーパークの2択にまず絞りました。

そこからベビーパークに決定した理由は2つ子供がのびのびできそうだなと感じたことと、先生との相性です。

我が子は動くタイプなので、ベビーパークでレッスン中動き回っても大丈夫だと言われたことが決め手になりました。くぼたのうけんでは年齢があがると久保田椅子に座ることが重視されるようだったので、少し厳しいかなと感じました。そしてベビーパークの先生は人見知りの私でもとても話しやすく、レッスン中は子供全員に明るく声かけしてくれるので安心できました。

大切なのは相性!

複数の体験レッスンを受けてみて、目的や立地と同じぐらい大切だと思ったことは、教室や先生との相性です。

先生によってレッスンの雰囲気は変わります。親と先生の相性はもちろん、子供が2,3歳になると子供と先生の相性も出てくるのではないかと思います。子供が嫌々やっていては何も吸収できませんので楽しく通えることが大切です。

そのため方針やカリキュラムはいいけどなんか違うなと思った場合、通える範囲に別の校舎があればそこへも見学に行くことをおすすめします。同じ系列の教室でも校舎や先生が違えば雰囲気は大きく違うと思います。体験は無理でも見学はさせてもらえるかもしれません。

最後に、体験レッスンから○日後に入会すると入会金無料というところが多いので、ホームページや資料を見て入会可能性が高い教室は後回しにすることをオススメします。

ベビーパークに入会して半年が過ぎ、子供は1歳2ヶ月になりました。発達については平均ぐらいで幼児教室の効果を実感することはまだありませんが、私は通わせてよかったと思っています。

時間があるときはレッスンの前後に育児相談もできますし、我が家は保育園を利用していないので家族以外で子の成長に気づいて褒めてくれる人がいることが嬉しいです。

最近歩けるようになってレッスンどころじゃない時もありますが、『今は歩くのが楽しい時期だからしょうがない。そのうち落ち着いてワークができるようになるから。』と先生が言ってくださり、子供は楽しそうにのびのびと歩き回っています。これからの成長が楽しみです。