【STEAM教育インタビュー “Math”】理系脳は育てられる?「算数オリンピック理事 中屋敷氏」(3)

ざっくり言うと

  • これからの社会に必要な力は、●●●●力!
  • 幼児期には対話力を、少年期には試行錯誤力を育てよう!
  • 遊びながら学べる教材もあわせて紹介!

算数、数学が好きな子に育てるのは?共通点はあるの?理系脳って育てられるの?算数オリンピックの理事と算数を楽しんで学べるアルゴクラブの代表を務める中屋敷氏が考える、これからの時代に必要な幼児教育とは?

<経歴>
アルゴクラブ代表、算数オリンピック委員会理事。「考えることが好きになる」を合言葉に小学校低学年を中心とした数理指導を行うアルゴクラブを主宰している。

これからの教育について

学習塾代表として、現在の教育業界及び教育そのものについてどう思われていますか?また、これからどのように変化していくと思われますか?

指導者のアプローチは大きく変わっていくと考えています。現在、検索性が高いサービスが広まっていて、やりたいことの選択の幅も広まりました。子どもたちの一番やりたいと感じることを自力で試行錯誤して選び取るということが昔より難しくなっていると考えます。
そのため、教育指導者は子どもの夢や目標を見つけてあげるお手伝いを、知恵と工夫を使ってしてあげないといけない時代になったと考えています。

これからの社会、どのような能力がより必要になると思われますか?

自問自答力”が必要だと思います。数学オリンピックで優秀な成績を収める子どもたちに共通しているのは、”自問自答を行っていること”です。たとえば、難しい問題が解けたときに口に出して自分のことを「俺って天才!」とほめることや、逆に解けなかった場合は「俺は何でこんな問題解けないんだ!」というように、腑に落ちるまで自分で考える自問自答力や試行錯誤力が重要だと思います。これは偏差値といった数字の自己肯定感とは全くの別物です。

どのように必要な能力を身につけていくべきか、幼児期、少年期、青年期と段階ごとに教えてください。

幼児期に関しては前記事で詳細を述べたような”対話力”が必要だと思います。少年期以降は”試行錯誤力”が必要だと思います。小学校に通うようになると宿題などが課せられます。与えられた課題をどれだけ正確に処理できるかというのを自分の中で試行錯誤する中で、それらを遊戯化することが一番成長につながると思っています。

幼児期の教育で最も大切なことは何だと考えますか?

幼児期には自分が何を学ぶかというのは選べないため、家庭では“仕掛け”をする必要があって、すべての物事を好きになってもらうために勉強に限らず、たとえば掃除であっても”ゲーム化”して競争などをしながら一緒にやってあげるというのが一番大切なのではないかと考えています。

アルゴクラブでまさに実践されていることですね!
貴重なお話ありがとうございました。

遊びながら学べる教材

今回ご紹介したアルゴクラブがつくっている教材で一般の方が手にいれられるゲームをまずはごご紹介します。これで算数脳を鍛えてみませんか?

他にも算数を楽しく学べる教材はあります♪

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