ざっくり言うと
- 見た目を考える(食事・食器)
- 調理方法を考える
- 子供と一緒に料理をする
- 食べる順番を変えてみる
- 家族が美味しそうに食べる
- 2歳の子供はイヤイヤ期であるために食事を嫌がる傾向が強くなる
- 子供にご飯を食べてもらうためには、食事を楽しい時間にできるように工夫すると良い
- 子供に嫌いなものを食べてもらうには、子供のテンションをあげ、食べたら褒めてあげる
- 子供がご飯を食べなくても、一食抜くくらい大丈夫と気楽に構えると良い
「子供がご嫌いなものを食べない」というのは、子を持つ親にとっては共通した悩みだと思います。2歳・3歳・イヤイヤ期の子供に嫌いな食べ物を食べてもらう方法をまとめてみました。
目次
嫌いなものを食べてもらう方法
こちらは、2歳の子供にご飯を食べてもらえる7つの方法に加えても良いのですが、特に嫌いなものを食べてもらえるようにする内容になっています。
方法1.見た目でテンションをあげる!
2018年コロラド大学で、幼稚園児を対象に「白いお皿で食事をしてもらうグループ」と「野菜や果物のイラストが描かれたお皿で食事をしてもらうグループ」に分けてお昼ご飯を食べてもらいました。
なんと「野菜や果物などのイラストが描かれたお皿」に盛られている方が、36%も野菜の消費量が多くなるという実験結果が出たのです。
こちらの実験結果が出た原因までははっきり出されていませんが、見た目をカラフルにすることにより子供のテンションが上がり、勢いで食べることができたのではないかと考えられます。
食器はもちろん、苦手な野菜を星や花の形に切ってみるなど食事自体の見た目を変えてみるのも、子供のテンションをあげる一つの方法です。
食事、食器の見た目はもちろん、食べる場所をたまには外にしてみるなど食事を楽しめる時間にできるような工夫をして、苦手なものを食べてもらえるきっかけを作ってみましょう。
方法2.調理法を変えてみる!
こちらはよく耳にしているかもしれませんが、苦手なものを細かく刻んで好きな食べ物の中に混ぜてみたり、調理法をいろいろ変えてみるのも一つの手です。
このように、苦手なものでも工夫次第できちんと食べてもらえることがあります。しかし、ここから一歩踏み込んでみたいと思います。
嫌いなものを食べれたことを褒めることがまず大事です。そして、食べられたことによってどんな良いことがあるのかを伝えることも、苦手克服につながるきっかけ作りになります。
例えば「お野菜食べたら風邪ひかなくなるよ!」と言って、力こぶを作るポーズをとってみたり、「牛乳を飲んだら大きくなれるよ!」と言って、背伸びをしてみたり。
「これを食べたらどうなるか」をジェスチャー付きで説明すると、より子供には伝わりやすいでしょう。
次の動画はハンバーグの中に子供の苦手な食材を入れる調理法を紹介しています。ハンバーグごとに違う食材が入っていて遊び心がありますよね。
とはいっても、なかなか調理法を毎回変えるのは大変だよね…と思っているお母さんには、
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方法3.子供と一緒に料理をしてみよう!
料理を子供と一緒にすることにより、子供の食への関心が高まります。
食への関心が高まることにより、「食べてみようかな」と言う気持ちが芽生えてきます。特に手伝ってもらうと、「自分が料理したものだから食べよう!」となりやすいです。
もし可能であれば、家庭菜園で野菜を子供と一緒に作ってみたりするのも、食への関心が高まる良いきっかけになりそうですよね。
子供に食事への興味を持ってもらうため、家庭によっていろいろな工夫があると思います。子供に役割を与えるという方法もあるみたいですね。こちらの動画もぜひ参考にしてみてください。
方法4.食事を出す順番を変えてみよう!
一度に食事を出すのもいいですが、順番を変えてみるのも一つの方法です。
子供の食欲があって「早く何か食べたい!」と感じている時に嫌いな食べ物を出してみるのも良いでしょう。
しかし、お腹は空いているとはいえ、いきなり苦手なものがくると、
となる可能性もあります。そこで…
このやり取りのように、好きなものを後のほうにとっておき、苦手なものを食べたら出してあげるなど順番を考えてみるのも一つの工夫です。
大人でも、何か報酬があった方がモチベーションが上がりますよね。
方法5.家族が楽しそうに食べる
夫婦で共働きをしていたりすると、子供だけで食事をさせてしまうこともあるのではないでしょうか?
ですが、なるべく子供と一緒に食べるようにしてください。家族が美味しそうに食べていれば、子供は苦手な食事に対して安心感が生まれます。
もし、親自身も苦手だったものがあれば「私も昔は苦手だったけど、今ではこんなに美味しく食べられるようになったよ」と話してあげるのも良いでしょう。
それでもダメなら?無理させないことも大切
見た目や調理の工夫など、すくすく育ってもらうためにお母さんは子供の食事にはいつも気を使っていると思います。ただ、そんな努力が報われずに「やっぱり子供がご飯を食べてくれない!」となってしまうことも多々あるでしょう。
そこで気をつけて欲しいのは、いくら食べないからといって「無理して食べさせない」ことです。
2歳児は反抗期の時期でもありますし、気分にもムラがあります。そこで無理に「食べなさい!」と強要してしまうと、子供にとっても、親にとっても食事が辛い時間になってしまいます。
食べないときは無理して食べさせる必要はありません。
食事=楽しい時間にできるよう心がけていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?この記事に書いてある対策法で少しでもみなさんの悩みが解消され、気持ちが軽くなってもらえれば嬉しいです。