【知育玩具】ヨーロッパ発の箱入り玩具3選(3~6歳向け)お受験ママにもおすすめ!

ざっくり言うと

  • 対象年齢よりも早い段階から馴染みやすく、とにかくルールが分かりやすい!
  • 小学校受験の幼児教室でも人気!ヨーロッパ発の箱入り玩具3選を紹介
  • 親子で箱入り玩具を楽しむコツは、子どもに小さなハンデをつけてあげること

おもちゃ売り場に行けば、知育玩具は山ほど溢れていますよね。カラフルなデザインや木製・紙素材のおもちゃがより良いとされることは何となく知っているけれど、限られた幼少期の日々を過ごす子供を前にして、出来るだけ様々な能力を自然に身につけることができるおもちゃはどれだろう?1アイテムあたりのコスト・料金も抑えたいし、口コミや評判の良い信頼できるものが良い。おじいちゃま・おばあちゃまと、三世代でも簡単に楽しめたら、なお良し。

そんなママたちの思いに応えられるものとしてご紹介したいのが、長く遊べる品質の良いヨーロッパ発の知育玩具です。電池不要の、地味ながら丈夫な箱入り玩具は、長持ちしてくれるので経済的。それだけでなく手先を動かして遊ぶことで、豊かな心と身体の形成の促進を期待できます。ちなみに私の体験談ですがこれら3品全て、2年前にドイツに住んでいた際に、どの教育機関(幼稚園や役所など)やご家庭のおもちゃ箱にも必ずといっていいほど置かれていて、子どもたちの定番おもちゃとして親しまれていたロングセラー商品であると、身をもって認識しています。

さらに、息子が通っていた小学校受験向けの大手幼児教室2社のお授業で度々取り上げられることも多かったので、教育の最先端の現場で信頼されている製品だと言えると思います。そんな集中力・瞬発力を鍛えるカードゲーム3選を紹介します。
(ちなみにどの製品も、日本のAmazonなどのオンラインにて入手可能です。)

多忙なママと子どもたちのライフスタイルに寄り添う玩具とは?

家事の他に、子供たちのお世話、病院、習い事とタスクマネジメントが要のママのライフスタイルには、より簡単に生活の中に溶け込みやすい知育玩具が求められるのではないでしょうか。知育というと、ペーパーのお勉強や絵画、単調な糸通しももちろん大切なのだけれど、気分転換にゲームもさせてあげたい。でも順番がなかなか回ってこなかったり、二人では遊べなかったり、ルールが複雑だったりすると気が進まないですよね。

ここで紹介しているお品はどれも幼児さんから遊べる非常に簡単なルール設定となっており、所要時間の目安が約15分とされているので、お食事からお風呂への合間の時間など、切り替えのタイミングにさくっと取り入れやすいものばかりです。ちなみにカードをきちんと箱の中に戻すことも、我が家では毎度習慣づけて行わせています。小さめの箱や缶入りだと子どもでもワンアクションで取り出せますし、収納もしやすいので日本の住宅事情にもぴったりですね。

おすすめ3品のレビュー・感想

(1)AMIGO社「ハリガリ」

まずこちらはドイツ最大のゲームメーカーである、AMIGO社の人気製品です。見た目がポップなお品で、子どもたちの関心も引きやすいですね。

基本的なルールは、順番に山札からカードをめくっていき、皆がめくったカードの中で同じフルーツの柄の合計数が5になったらベルを鳴らせるというシンプルなもの。ベルやボタンって、不思議と赤ちゃんの頃から子どもたちの大好物ですよね。

我が家では特に、息子が小学校受験を控えていた年中〜年長の時期にたくさん遊んでいました。当時は大人に負けるたびに悔しくて泣いていましたが、今では4歳の妹にハンデをつけてあげて、足し算の概念をごく自然に体感させてあげながら、仲良く遊んでいます。

お値段は定価税込2,860円で、目安人数は2-6人です。

(2)ラベンスバーガー社「メモリー」

こちらもドイツで有名なゲームメーカーである、ラベンスバーガー社の製品です。

小学生のようにトランプで神経衰弱をするよりも、幼児さんにはカラフルで分かりやすい、大きなイラストがぱっと目に入ってくるものがより望ましいと感じます。乗り物、動物、植物、恐竜、キャラクターものなど、シリーズもいくつか展開されているので、お子様の興味関心にあわせて選ぶと良さそう。初めて蓋を開けたその日から、月日を重ねて、同じ絵柄を何度も見るうちに、いつのまにか全部覚えてしまう。そして覚えたからこそ視覚で処理する段階が少なくなり、ゲームを進めるスピードも一段と速くなる。似たような絵柄も見間違えなくなる。自分の成長を自分で実感できることで、子どもたちに自信をつけてくれます。

ちなみに息子は、ドイツでサッカー選手のメモリーや特定の都市のメモリーなど限定品のメモリーをいろいろ買い集めたので、その日の気分に合わせて、小学生になった今も嬉しそうに箱を出してきて、父親と遊んでいます。 こちらもお値段は定価税込1,980円で、目安人数は2-5人です。

(3)ホビージャパン社「ドブル」

こちらはフランス発の人気カードゲームで、やはりポップで可愛らしいアイテムです。

共通の動物イラストが必ずそれぞれのカードに描かれていて、それを瞬時に見つけるという、反射神経を鍛える絵合わせゲームです。色々なパターンのルールでの遊び方が展開されているので、意外と奥が深く飽きにくいのがお気に入りのポイントです。

携帯しやすい小さな缶入りのカードゲームなので、ご旅行にも、ちょっとしたお出かけにも持ち運びやすいと思います。似ていないようで似ている絵柄に、大人も惑わされて時間がかかってしまったり、なかなか面白いです。

お値段は定価税込1,980円で、目安人数は2-8人です。8人まで遊べるので、ドイツでのお友達とのお誕生日会でも、いつも大活躍でした。

ちなみにドブル・キッズのほうは、入っている枚数が少なく、描かれている絵柄の数も少ないので4歳頃から無理なく親しめます。

ルールにひと手間加えて真剣勝負!子どもの情緒を育むポイント!

親子や兄弟といった年齢差のある相手同士で楽しむときのポイントは、子どもにわざと勝たせようとせずに、ルール立ての際に小さなハンデをつけてあげることです。

子どもが勝つようにして、喜ばせてあげれば達成感を味わえるのではないかと考えがち。しかし3歳の子でも、親がわざと負けてくれたことは何となく感じ取ってしまうもの。それによって自信を失ったり飽きてしまっては本末転倒なので、子どもに少しだけ有利になるハンデをつけることをまず説明してからスタートします。ハンデの内容としては、わずかな傾斜があればOK。たとえば、少し長めに考える時間を子どもに与えたり、お手つきもOKとしてあげたり、1ターンごとに獲得出来る点数を倍にするなど。それらを前提に正々堂々と、対等な気持ちで取り組むことができるので、精神的なマイナス面を排除しやすくなる気がします。

勝った時の感情、負けた時の感情、どちらも大事。小さな喜びや小さな悔しさを何度も短い時間で経験して、遊びながら逞しさも身につけてくれたら、こんなに嬉しいことはないですよね。ぜひ参考にしてみてくださいね。