ざっくり言うと
- いつもの育児環境(家、公園…etc.)から離れて思いっきり気分転換!
- ベビースイミングに通って良かった3点を紹介!
- 不向きかもしれないママ(パパ)とは!?
ベビーの成長に伴ってもう少し刺激を与えられる方法ないだろうか、自分自身もそろそろ運動したいな(産後太りに悩み)、口コミで見たことがあるようにベビーがぐっすりお昼寝してくれたら嬉しいな…との願いから私はベビースイミングを始めました!実際に通っている感想としては、当初の願いの実現に加えて魅力も多い(詳しくは後述)です。一方で、前評判の通り、当初はベビーと自分の着替えなどが負担に感じることはありました。
費用面は月4回で月謝は1万円弱(1レッスン料金約2,500円/その他費用:水遊び用オムツ代、水着・水泳帽代)です。入会前の体験レッスンでも保護者、子ども共に水着・水泳帽が必要でしたので、入る気持ちをある程度持ったうえで一度体験レッスンに行かれることをお勧めします(スイミングスクールによってはレンタルができる場合もあるかもしれません)。
また本記事はスイミングスクールの比較ではなく、筆者が通っているセントラルスポーツを通して感じたことを記載しており、ベビースイミングの実体験について興味を持たれている方の参考になれば幸いです(個人的にはどのスクールにしようか迷っている方にはベビー及び保護者の移動負担を踏まえ、自宅に最も近いスクールをおすすめします)。
1.日常のルーティーンから飛び出し思いっきり気分転換
まず通うことを決める前に行った体験レッスンで、率直に我が子、そして数十人の水着姿のベビーたちが並んでいる光景はいつもの日常とは違い、愛おしかったです。普段の生活でも日々新たな変化を見ていますが、水中では子どものまた違った一面が見られると同時に自分自身の身体を動かすことにより気分転換になります。
具体的には、例えば今まではお風呂では恐る恐る髪を洗っていたけれども、プールで思い切って頭まで水中に入れても全く泣いたりせず平気な顔!あとは基本的には密着抱っこの体勢ですが浮力で身体への負担は少なく、且つママ(保護者)は水中を歩く時間も多いためとっても効率良く運動ができます。
スキンシップをいっぱいとって保護者が子どもの心の安全基地を作ってあげる、なんて言いますが、プールでは肌と肌が触れ合い、何かできた(水に潜れた、飛び込めた、バタ足できた…etc.)時にはギューっとして褒めてあげることがルールです。
ハグはストレス改善にも良いと聞きますが、たくさんハグをしてあげていることも気分転換の大きな理由かもしれません。
2.ベビースイミングに通って良かった3点
(1)目に見える成長実感
私たちが通うベビースイミングの簡単な流れです。
①プールサイドで点呼(あいさつ)/お歌を歌いながら準備体操⇒②水慣れ(ベビーと入水抱っこでゆらゆら等)⇒③スイムアクション(水に潜る、飛び込み等)⇒④サーキット(滑り台、トンネル等)
私たちはベビーが9ヶ月で通い始めました。はじめはただ抱っこをされているだけのような印象が強く、少し早すぎたかなと思ったこともあったのですが、陸で同じお歌が流れたときにだけ手を叩き始めました!無反応なようでいろいろなことを吸収しているのだなと感じた瞬間です。ほかには点呼で自分の名前を呼ばれると手をあげた、プールサイドから(座った体勢から)飛び込めた、足で水をキックしているような動作ができた等々、同じレッスンを受けるからこそ今日はこうだったなー、と毎回成長を感じることができます。
(2)SNSよりも便利、情報収集の場
育児で少し悩んだらまず何かしらのアプリやSNSを通して情報収集…そんなことを私は繰り返していました。ベビースイミングでは水の中のフリータイム、ロッカールームでの着替え時間が絶好の情報収集の場になります。同じ月謝を払って同じ習い事に来ているので思考はある程度は似ているはず(ということでベビースイミングのみならず他の習い事でも同じことが言えるかとは思いますが)という前提で、6ヶ月から1歳半までのママたちとアドバイスをしあえる機会にもなります。
加えて元々のお友達は同じような会社、似た勤務体系だった私にとって、さまざまなバックグラウンドのママたちとの交流も視野が広がり、子育て一緒に楽しもう!といった絆が生まれました(スイミング中の40分間は我が子と向き合う時間が長く、スイミングがない日にたまたま数人とランチをしたことでグッと距離が縮まったのが実際のところかもしれません)。
(3)スイミングの日は1日のリズムが心地良い
私の娘は月齢が低いときは特にお昼寝の時間がコマ切れで、日中寝かしつけることに日々疲れていました。スイミングの後はよく寝てくれる、と口コミ等では聞いていましたが、最近は特にそれを実感しています。
通っているスイミングスクールは自宅から徒歩5分ほどの場所にあるのですが、レッスン後はだいたいその帰り道で眠りにつき、そのまま数時間は深い眠りについてくれています。
週に1日でも、この日はほぼ確実に寝てくれる日、があり、ホッと一息つけることで、気持ちが楽になりました。
3.通っているからこそ感じた不向きなママ(パパ)とは
スイミングに不向きかもしれない方についても最後に簡単に記載します。まずは、基本的にプール入水時は化粧を落とす必要があり、保護者が水にバシャバシャと入るわけではありませんが、見た目がどうしても気になる方です。
次に極度の人見知りをされる方です。我が子と向き合う時間が大半ではありますが、やはりほかの親子との接点が多いです。私自身がはじめの数か月は慎重に周りの様子を伺う状態だったのでそう感じます。あるママが急に我が子の名前を呼んでくれたときに、点呼で覚えてくれたのか、とハッとしました。より早く心を開いて楽しめる方が上記の良かった点も感じられると思います。
最後に女性特有のものですが、生理のときに休むしかないと感じられる方です。タンポンを利用して入るか、多くの方は同時間の体操教室に振替をするか、パパや別の方が代わりに来ています。レッスンは月4回ですが多くの場合重なってしまうタイミングはあると思いますので、対応手段に困る方はもったいないかと思います。
私自身ポッコリおなかにボテボテな身体で水着になるのはちょっと恥ずかしいな…とドキドキしていましたが、正直ママの身体なんて誰も見ておらずよく覚えているのもだいたいベビーたちのお顔です。
ある水泳のオリンピックメダリストは6か月から水泳を始めた、なんてニュースも見たことがあります。通い始めて数か月で我が子をメダリストに!とはまだ思えていませんが、楽しく刺激があり、実感はありませんが科学的にも心肺機能が強くなるとのこともありますので、私は継続して通わせたいと思っています。