抱っこ?おんぶ?どっちが子どもに良いのか比べてみました

ざっくり言うと

    最近、抱っこされている子どもばかりでおんぶされている子どもってあんまり見ないですよね。

    どっちが子どもにとって良いのかいろいろ調べてみると、実はおんぶの方が子どもにも、そして親にもメリットがあることがわかりました。

    ここでは、抱っこ・おんぶのメリット・デメリット、おんぶは脳に良いと言われる理由、そしておすすめのおんぶ紐3つをご紹介します。

    抱っことおんぶの違い

    Bさん
    そもそも、抱っことおんぶの違いはなにかしら?
    みか子
    まずはその違いから紹介します。

    抱っことは

    抱っことは、抱くこと。子どもを抱きかかえることです。

    抱きかかえるので、首が座っていない新生児でもすぐに抱っこすることができます。

    きお太(3歳)
    くびがすわる?
    みか子
    首が座るっていうのはね、赤ちゃんが自分の首をコントロールできることを言うのよ。

    赤ちゃんは生まれたとき、首がグラグラしています。私たち大人は当然のように首が前を向いていますが、生まれたての赤ちゃんの首は、私たちの首が脱力してガックリと前に垂れ、その首に力が入らない状態なのです。

    みか子
    首が座る前の新生児を抱っこするときは、頭と首を支えることがポイントです。

    詳しくはこちらの動画をどうぞ。

    おんぶとは

    おんぶとは、人を背負うこと。

    つまり、首が座った子どもを背中に背負うことを言います。

    みやび(パパ)
    首が座るのにはどのくらいかかるの?
    みか子
    生後4か月くらいよ。って、なんでパパは知らないのかな~?すごく気になるなー。
    みやび(パパ)
    ・・・。おんぶについて詳しく知りたい方はこ、こちらの動画をどうぞ。

    抱っこのメリット・デメリット

    まずは抱っこのメリットについて紹介します。

    抱っこのメリット

    1. 子どもの顔が見れるので安心できる。
    2. 抱っこはおんぶとちがってすぐにできる。(おんぶは子どもの首が座ってからでないとできない。)
    3. 抱っこをすると幸せを感じる物質、オキシトシンが出る。
    みか子
    と、言ったメリットがあります。
    Aさん
    確かに。1.の子どもの顔が見れて安心できるのはよくわかるわ。

    抱っこのデメリット

    1. 両手がふさがり、家事などが出来ない。
    2. 手首に負担がかかって腱鞘炎になりやすい。
    3. 抱っこをすると前かがみになりやすいので、腰痛の原因になる。
    Bさん
    1.の両手がふさがって家事ができないのは、一番大きなデメリットだわ。
    みか子
    ただでさえ忙しいのに、子どもが生まれたらもっと忙しくなるわよね。パパは使い物にならないし。
    みやび(パパ)
    ご迷惑おかけします。

    おんぶのメリット・デメリット

    Cさん
    おんぶにはどんなメリットがあるのかしら?

    おんぶのメリット

    1. 子どもを背中に背負うので両手が使える。
    2. 家事をしながら世話をできる。
    3. 子どもがおんぶされることで背中にしがみつくようになり腰を伸ばす動作を覚える。
    Cさん
    やっぱり家事をしながら子どもの面倒を見れるのが良いわよね。
    Bさん
    3.の腰を伸ばす動作を覚えるってどういうこと?
    みか子
    腰を伸ばす動作は立つ動作につながります。それによって体幹が鍛えられます。
    Dさん
    へえ~。そんな効果があったのね。

    おんぶのデメリット

    1. 子どもの首が座るまでおんぶできない。
    2. イスに座るときにいちいち降ろさないといけない。
    3. 子どもの顔が見えない。
    みか子
    抱っこと違っておんぶするのに手間がかかる、といったこともありますよね。

    おんぶは脳に良い?

    抱っことおんぶを比べてみると一番大きな違いがあります。それはおんぶは子どもの脳の成長に良い、ということです。そのことについて詳しく紹介します。

    おんぶは親と子どもの目線が一緒になる

    おんぶをすると子どもの顔の位置が親と一緒になります。これがおんぶの一番のメリットと言えます。

    Aさん
    どういうこと?
    みか子
    目線が一緒になるということは、親が見ている風景を子どもも一緒に見ているということです。
    Dさん
    私が洗濯をしていたら子どもも一緒に洗濯をしているのを見ている、ってことね。
    Aさん
    それの何が良いの?
    みか子
    そうなることで、子どものミラーミューロンが活発になります。

    ミラーミューロン

    Cさん
    なんじゃそれ?

    霊長類などの高等動物の脳内で、自ら行動する時と、他の個体が行動するのを見ている状態の、両方で活動電位を発生させる神経細胞である。他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように”鏡”のような反応をすることから名付けられた。他人がしていることを見て、我がことのように感じる共感(エンパシー)能力を司っていると考えられている。

    Wikipedia
    みか子
    要するに、親と同じ経験をしていると子どもが感じるのです。
    Dさん
    私が洗濯をしていたら、おんぶしている子どもも洗濯をしていると感じるのね。
    みか子
    そうです。そういった生活を疑似体験することで子どもの脳のシナプスが刺激され、脳内の神経をつなぎ合わせるのです。

    シナプス

    Cさん
    また聞いたことのないのが出てきた。
    みか子
    シナプスとは、神経情報を出力する側と入力される側の間に発達した、情報伝達のための接触構造です。
    Bさん
    ということは脳の成長が早くなるってことね。すごい。

    おすすめのおんぶ紐

    おんぶのメリットについてわかって頂けたと思います。ここでは3つのおすすめおんぶひもを紹介したいと思います。

    napnapベビーキャリー

    この商品の特長は、簡単にリュックを背負う感覚でおんぶをすることができる事、それと腰ベルトが付いているので腰、肩の負担を大幅に減ることです。

    Bさん
    おんぶ紐って結構、腰にくるからこれは良いわね。
    Aさん
    簡単におんぶできるのも便利だわ。

     バディバディ

    バディバディは老舗おんぶ紐メーカーであるラッキー工業の商品です。

    シンプルな設計ながら、70kgまで耐えられる日本製の掛具や、肩パッドを肩紐に使用するなど、細部にまでこだわって作られています。

    Bさん
    老舗メーカーなら安心して使えるわね。

    エルゴベビー

    最後におすすめしたいのがエルゴベビー。こちらの商品は人間工学の観点から作られています。

    立体縫製によって子どもの背部、臀部に圧力が分散されるので負担が軽減出来るようになっています。さらにメッシュ素材で出来ているため通気性も抜群です。

    Cさん
    汗をかくと蒸れるから、これは良いわね。
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    おんぶ紐の前にベビーカー買わなきゃ。という方はこちらの記事を参考にしてください。

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    抱っこ紐・おんぶ紐とベビーカーの使い分けは?

    Bさん
    抱っこ紐も便利だけど、それ以上におんぶ紐が便利なのはよくわかったわ。
    Dさん
    でも、ベビーカーを使うこともあるわよね。
    Aさん
    じゃあ、おんぶ紐とベビーカーだったら、どっちがいいのかしら?

    おんぶ紐のメリット

    おんぶ紐はベビーカーと比べるとフットワークが軽い。

    というのが一番のメリットと言えます。

    Cさん
    フットワークが軽い?

    例えば、近くのスーパーに買い物に行くときにベビーカーだったら、たくさん荷物を運ぶことができるのですが、行く途中の道が狭かったり、交通量が多いところだとスーパーに着くまで何かと大変です。

    その点、おんぶ紐だと子どもをおんぶしているので、一人で歩いているのと変わらない身軽さがあります。

    Aさん
    道がデコボコしているところをベビーカーで行くのは、確かに大変だわ。
    Cさん
    おんぶしていればそんなの気にならないわね。

    その他にもこんなメリットがあります。

    1. おんぶ紐は家でも使える。
    2. 両手が使えるので、雨の日でも傘をさすことができる。
    3. 電車やバスなどの公共交通機関を気軽に使うことができる。
    4. 子どもがぐずったときにあやしやすい。
    Cさん
    そうね、ベビーカーを家で使うのは難しいわね。
    きお太(3歳)
    いちばん、きになったのがそれ?

    ベビーカーのメリット

    ベビーカーはおんぶ紐と比べると、子どもと親に掛かる体の負担が軽い。

    というのが一番のメリットです。

    Dさん
    長時間おんぶするのは大変よね。
    Aさん
    その点、ベビーカーだったら楽だわ。
    みか子
    おんぶをしていると、子どもは身動きができませんがベビーカーだとある程度自由に体を動かせるので負担は軽くなります。

    その他にもこんなメリットがあります。

    1. ベビーカーの下にカゴがついているので、荷物を多く運ぶことができる。
    2. イスとして使えるので、外食したときにイスに座る直す必要がない。
    3. 旅行など、遠出するときに良い。
    Cさん
    ベビーカーを玄関に入れたらタイヤをぞうきんでふいてから、リビングに行かないとね。
    きお太(3歳)
    そこまでして、いえでベビーカーつかいたいの?

    まとめると、おんぶ紐はフットワークが軽く、近所の買い物に向いており、ベビーカーは旅行などの遠出に向いていると言えます。

    おんぶ紐とベビーカー、それぞれの長所に合わせて使い分けることで、日々の家事や買い物、旅行での身体への負担を減らすことができます。シーンに合わせて、上手に使い分けてみましょう。

    まとめ

    • 抱っこは新生児でもできますが、おんぶは首が座るまでできません。
    • 抱っこは、子どもの顔が見れるので安心ですが、両手がふさがるため家事などは出来ません。
    • おんぶは、子どもを背中に背負うので両手が使えますが、子どもの首が座ってからでないとできません。
    • おんぶは、親と子どもの目線が一緒になることで、脳の成長が早くなるという大きなメリットがあります。
    • おんぶ紐は、napnapベビーキャリー、バディバディ、エルゴベビーがおすすめ。
    • おんぶ紐はフットワークが軽く、近所の買い物に向いています。ベビーカーは、旅行などの遠出に向いています。

    抱っこ・おんぶ、それぞれのメリット・デメリットがわかってもらえたと思います。抱っこ紐、おんぶ紐、ときにはベビーカーも。状況によってうまく使い分けて、楽しんで子育てしましょうね。