ざっくり言うと
- 海外で子育て中の筆者が日本でも是非使って欲しいと思ったグッズを紹介
- 便利グッズで時短した分、子供との時間を多く取ることができるように
- 親も子どもも楽しく暮らすのが一番
「寝不足でミルクを作るのも辛い」
「離乳食を作るのが大変」
「離乳食でアレルギーを気にするのって難しそう」
子どもが成長するにつれ、次々に出てくる悩みたち。
そのたびにwebで口コミや評判の検索魔になっている親は多いのではないでしょうか。
筆者はアメリカのシリコンバレーで1歳の息子を育てていますが、息子が生後7ヶ月くらいのときに日本の仮住まいに2ヶ月弱一時帰国をして、日本の育児にも触れた経験があります。
その経験から、「もっとこれが日本で浸透したらいいのに!」と思う3点の商品をご紹介。
※値段、料金は安いものから高いものまでありますが、あの大変な1年を乗り切れたのはこれらのおかげだと強く思うものばかりです!
日本のママ友と話していて「明らかに」違うところ、かつ、日本で活用したら便利そうなもの
(1)ボタンを押したらすぐに粉ミルクの出来上がり「Baby Breeza」
日本に一時帰国して一番面倒だったこと、それはミルクを作るのに時間がかかったことです。
泣いている我が子を横目に粉ミルクをはかって、熱いお湯で溶かして、冷まして・・・わかります、辛いですよね。
私がアメリカで使っているのは、Baby Breezaというミルクマシーン。ボタンを押せばドリンクバーのように適温の粉ミルクが出てくる優れもの。
計量で粉をこぼす心配や熱湯で火傷するリスクもないので、かなりストレスフリー。
かなりの時短になります。
ちなみにアメリカでは、水で粉ミルクを溶かしてあげてOK(私は小児科医にそう言われました)。
日本の育児書や粉ミルクの説明書には70度以上のお湯で・・・と書いてありますので、そこを気にする人にはあまりおすすめできませんが、口コミいわく、特に問題なく利用している日本の方は多そうです。
今思えば、値段はそこそこしますが(3万円~)、母乳100%育児を絶対に行いたい!と強く決めている人以外は、是非出産前に買ったほうがいいと思います。
私は、出産後4ヶ月目に日本にいる友人にすすめられ購入しましたが、もっと早く購入しておけばよかったと思います。
出産直後から生後3ヶ月目くらいまでは、母乳やミルクをあげるために眠れない日々が続くので、そのときあったほうが良いと思います!
(2)粉ミルクと溶かすだけでお粥の代わりに「ライスシリアル」
アメリカでは離乳食を手作りする人は少なくて、市販のベビーフードを食べさせる人が多いです。
特に便利なのが、ライスシリアス。なんと粉状のシリアルに粉ミルクを混ぜれば完成です。
上記のBaby Brezzaを使えば、あっという間に完成します。
こんなに手軽な上に、実はお粥よりも栄養価が高いようです。
簡単に作れて栄養満点って最高!ということで、私はお粥をほとんど作ることはありませんでした。
これに、市販の野菜・果物・プロテイン等の離乳食を添えて1食分。
手作りするより圧倒的に手間も時間もかかりませんし、手作り時に気になる衛生面の心配も格段に減ります。
アメリカでは市販の離乳食が豊富なので、とても実践しやすかったです。
これらアメリカの離乳食をお得に購入できるのはiherb。Amazonや楽天よりもお得のようです。
ちなみに、早々に手作り離乳食を諦めた私が参考にしたのはこの本。もし離乳食作りに疲れ果てているパパママがいればぜひおすすめしたい本です。
小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです。 | 工藤 紀子 | 妊娠・出産・子育て | Kindleストア | Amazon
(3)アレルギー予防の粉を使ってアレルギーを予防「Spoonfulone」
(写真左から、粉末タイプのMix-ins、Puffs、Crunchy Puffs、Oat Crackers)
正しいかはわからないのですが、日本の育児ではアレルギー予防のために、少しずつ新しい食事を与えて慣れさせてチェックしていく・・・と聞いたことがあります。
きっと大変ですよね。
これを1年間与え続ければ、アレルギーが予防できるという優れもの。
月齢に合わせて、粉末タイプのMix-ins、Puffs、Crunchy Puffs、Oat Crackersの形態があるのも良いです。
番外編:日本の育児で羨ましい点
以上、偉そうに語ってしまいましたが、日本の育児で羨ましい点もたくさんあります。
例えば、綺麗な授乳室。あんな綺麗な空間、アメリカでみたことがありません。お湯が出る機械までついているところもあり、感動。
また、美味しい市販の離乳食も羨ましいです。アメリカの離乳食はドロドロしているので、歯ごたえのある食品を食べさせたいなら日本の市販の離乳食の方が良さそうです。味見しても断然日本の離乳食は美味しいです!
あと、追い焚き機能がついていて、ちゃんと洗い場のあるお風呂が恋しい・・・アメリカでは日本のように子どもと親が一緒に入ることはよろしくないこともあり、息子のお風呂は毎日試行錯誤中です。
いいとこ取り育児を
全体的に、日本の育児グッズはとてもクオリティが高いのですが、今回ご紹介した便利グッズがあまりに便利すぎたので、この記事を書いてみました。
子育てが大変な中、日々パワーアップする育児グッズ。日本と例えばアメリカの良いところを取り入れ、時間が増え、より楽しく育児ができる人が増えますように。